マーク・トゥーインという小説家をご存知ですか。

子供のころに読んだかもしれない「トム・ソーヤの冒険」の作者です。

 

彼はこう言っています。

「やったことは、たとえ失敗しても20年後には笑い話になる。しかし、やらなかったことは20年後には後悔するだけだ。」

 

彼は、実際に老人たちに「人生をふり返って後悔していることは何か」と尋ねました。

そして、ほとんどの老人たちが語った「後悔」とは「◯◯をやらなかったこと」だったそうです。

 

「なぜあれをやらなかったのだろう」

「あの時あれをやっていたらよかったのに」

 

そして、面白いことに実際にやって失敗したことに対しての後悔はほとんどなかったそうです。

失敗しているのに、そのことへの後悔はなかったのです。

 

私自身も、人生をふり返ってみると失敗失敗また失敗と、今思いかえしても情けなく残念なことの連続です。

 

しかしながら、「やってみてこそわかる」ことはいっぱいありました。

むしろ、「上手くいった」ことよりも、「やっちまった!」ことからの方が学びが大きい。

 

かつて、私が癌になったとき、知り合いの方から「病気になるなんて、そりゃすごいノウハウになりますね」と言われてびっくりしたことがあります。

 

実際のところ闘病生活で得たものは想像以上の人生のノウハウになりました。

後日、経営している会社が危機的状況に陥った時、この癌の体験から得たノウハウが大きく役立ちました。

 

何かを「やる」ことにはたしかに勇気や一歩踏み出す勇気が必要です。

しかしながら、「やってみる」ことは、上手くいくにしても上手くいかないとしても必ず大切な何かを得られるもの。

何かを失うことを避けたいなら、後悔しない行動が大切だなあと思います。

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