金蔵院葉子の狂言の舞台を観に行こう!

2017年の初夏に続き、2019年の2月にパリにおいて、狂言の舞台を相勤めました。
2022年は、パリのソルボンヌ大学で再び舞台に立ちます。

狂言は、650年前の喜劇です。
上司部下のやりとりなど 庶民の日常にあるあるネタを、笑いながらご覧ください。

2022年1月30日金藏院葉子の狂言「宗論」

旅の途中でふと道連れとなった法華僧と浄土僧(金藏院葉子)。
お互いの宗旨の方が優れていることを主張して宗論となります。
お互いに自説を譲らず主張したのち、法華僧は題目、浄土僧は念仏を唱え始め、両者とも夢中になって唱えているうちに、法華僧は念仏、浄土僧は題目を取り違えて唱えてしまいます。
堅物の法華僧とお調子者の浄土僧の対比から始まり、罵り合いから双方食うことばっかり言う宗論、ドタバタした挙句、お互いの大事な念仏と題目を取り間違える、という、間延びするところが一切ない出家物の傑作です。
「法華も」「弥陀も」「隔てはあらじ」と締める終わり方も、落ちるべきところに落ちているという納得の終結です。

2019年2月パリにて2回目の狂言舞台の様子です

200人近い一般のフランスのお客様にご覧いただきました。

これまでの舞台の狂言動画

金蔵院葉子の狂言「簸屑」(ひくず) 2020年

お屋敷奉公している太郎冠者(金藏院葉子)は、主人に、「供養の接待のために、お茶会で使ったお茶の屑を臼で挽いて準備しておけ」と命令を受けます。 いやいやながら臼でお茶を挽いているうち、単調な仕事にどんどん眠たくなってしまう太郎冠者。 眠りながら臼を挽いているところに、朋輩の次郎冠者が登場。 太郎冠者がこれ以上眠らぬようにと、次郎冠者がお話を聞かせたり、小舞を踊って見せたりしているうちに、ついに太郎冠者が寝込んでしまいます。 揺すっても起きない太郎冠者に、腹を立てた次郎冠者は一計を思いつきます。 それは、こっそり、太郎冠者の顔に鬼の面を被せてしまうこと。 やがて、目を覚ました太郎冠者は自分が鬼の面を被らされていることに気づかず、外出から戻ってきた主人を迎えに出ます。 鬼に迎えられた主人はびっくりして、鬼を追い出そうとしますが、自分が鬼に見えているとは気づいていない太郎冠者は、なぜ主人に追い出されるのか訳がわかりません。 そして、自分がなぜ主人に鬼呼ばわりされているのか知るために、次郎冠者に、水の入った器に自分の顔を写す水鏡を見せてもらうことにします。 そこで水鏡に写った自分の顔が鬼になっていることに大ショック。 こんな浅ましい姿になったのは何の因果かわからないけれども、このまま屋敷に置いてほしいと主人に懇願する太郎冠者。 主人に見捨てられ、ついには、次郎冠者にすがるも投げ飛ばされてしまいます。 しかし、投げ飛ばされたおかげで、鬼の面が取れ、まさかの次郎冠者の仕業と判明。 次郎冠者の逃げる後を追いながら終わります。 この演目は大変珍しい演目で、プロの舞台でもほとんど演じられることがない貴重な作品です。 居眠りしながら臼を挽く太郎冠者も可愛いですが、次郎冠者が、小舞を謳いながら舞うところも楽しい演目です。 使用する鬼の面は、師匠の小笠原先生の手になる作品です。

金藏院葉子の狂言「鈍太郎」2019年

 3年ほど京の都を離れ仕事で成功を収めた鈍太郎(金藏院葉子)が、妻子のいる京都に意気揚々と帰ってきました。
しかしながら、3年も放ったらかしにされた妻は怒って、もうべつの別の男性と一緒にいるからと門前払いを食わせます。
ショックを受けた鈍太郎でしたが、実は美人のお妾さんが別に居るので、気をとり直してそちらに廻ります。
ところが、お妾さんも放ったらかしにされたことを恨んで、すでに別の男性と居るのでとこちらでも門前払い。
両方から袖にされた鈍太郎は、ショックから出家することにしてしまいます。
実は、妻もお妾さんも放ったらかしの腹いせに嘘をついていただけだったので、二人は鈍太郎を取り戻しにやって来ます。
妻とお妾さんと両方への往き来も双方に認めさせ、最後は妻とお妾さんの手ぐるまに乗って帰っていきます。
金藏院葉子が鈍太郎役を、妻とお妾さんを男性の狂言師が演じる男女配役逆転の面白い演目です。
おふたりの狂言師の手ぐるまに乗るのは、ちょっと怖いような楽しみなような(^^)

金蔵院葉子の狂言「仏師」2018年

田舎者が京都にやって来て、素晴らしい仏像を買いたいと仏師を探しています。
詐欺師(金蔵院葉子)は騙しやすそうな田舎者に、自分は由緒正しき仏師だと名乗りでます。
自分は沢山の弟子が作ったパーツをニカワで仏像に仕立てる親方だと言い、明日には仏像を渡すので、大金を用意するように言い渡します。
翌日、田舎者が仏像を見ると、変な姿勢の仏像が置いてあります。
実は、この仏像は詐欺師が成りすましている生身の仏像でした。
ニカワが温かいうちは、変な姿勢を直せると言って何回か直しているうちに、仏像が詐欺師本人とバレて怒られます。
詐欺師が仏像に成る時に、面を被って変身するところはドタバタで面白いです。

金蔵院葉子の狂言「狐塚」2017年

怖がりの太郎冠者(金蔵院葉子)は、実った稲の収穫前に、田圃が鳥に狙われないよう田圃の見張りを言い付けられます。
田圃のある場所は、狐塚といって、狐に化かされると噂のあるところ。
怖がりながら、田圃を見張っているうちに夜になってしまいます。
心配した同僚の次郎冠者や上司が見舞いにやって来てくれたのに、彼らはてっきり狐が化けて出て来たと思い込み、上司と同僚を鳴子の付いた縄で縛りあげます。
挙げ句の果てに、上司と次郎冠者の化けの皮を剥がそうとして怒られてしまいます。
怖がりながら、懸命に仕事をする太郎冠者が可愛いです(≧∇≦)

金蔵院葉子の狂言「清水」2017年パリ公演

雇い主から茶会用の水を「清水」という場所へ出向き汲んでくるように言付かった太郎冠者は、こき使われることにウンザリして、水汲みをサボるアイデアを思いつきます。
清水に出かけた時に恐ろしい鬼に襲われて逃げ帰ったと報告することで水汲みをサボれたと思いきや、雇い主は鬼に奪われたということになっている水汲み桶を取り返しに「清水」に行くと言い張ります。
鬼など出るはずもないので、慌てた太郎冠者は鬼の面を被って雇い主を脅します。
脅されて這々の体で逃げ帰った雇い主は、太郎冠者の声と鬼の声が同じだったと気づき、確かめに再び清水へ出かけて太郎冠者の化けの皮を剥がします。
鬼の面を被って雇用待遇アップを狙う太郎冠者が面白いです。

金蔵院葉子の狂言「呂蓮」2015年

諸国を巡る僧侶がたまたま泊めてもらったお宅で説法したところ、感激した亭主が
その場で出家宣言。
即刻、髪を剃って僧侶の名前を付けてもらうことにしたものの、気にいった名前が
なかなか決まりません。
そうこうしている内に、奥方に見つかり、大ごとに・・・・・。

金蔵院葉子の狂言「佐渡狐」2013年

佐渡のお百姓が、年貢を納めに役所へ行くと、他所の百姓から「佐渡には狐がいない」と
バカにされて「狐はいる」と言ってしまいます。
本当は、佐渡には狐が居ない!
見たこともない狐について語るため、ワイロを渡した役人に合図を送ってもらってしのいでいるうちにやがてボロが出て・・・・。

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