3月はじめに日本を出発してから、
シンガポール、ポルトガル、パリと移動してきました。

 

日本にいてはわからなかったのですが、
出国して痛感したのは、
この4年の間に世界は凄く変化していたということ!

 

シンガポールでは、入国審査でもスマホがなかった
ら基本的に入国することすらできない状況で、
様々なものがスマホ1つで
完了してしまうような仕組みになっていました。

 

テクニカルな進化はそれぞれの国の事情もあるでしょうが
一大きな違いは、そこにいる人々の意識の状態です。

 

ざっとした印象ですが、日本にいる時は、
問題が起こらないようにしたい、問題を避けたい思考や、
ちょっと周りの様子を見てタイミングを見計らってという気持ち、
正しく安心してやりたかったり、
なるべく以前と変わらない状況でやっていきたい、
という感覚が、無自覚に自分にあったなと思います。

 

自分がなんとなくちんまりしていたとは、
出国してみて
あまりに自分の皮膚感覚が世界の状況に追いついていないと
実感したことでもわかります。

 

ポルトガルもパリも問題は山積みで、
みんな連日のストライキに振り回されていますが、
出会う人たちは、それぞれ明るく親切で、
なんといっても笑顔がたくさん見られるのが素敵です。

 

見知らぬ人とも
非言語コミュニケーションで色々やり取りしたり、
笑顔が雰囲気を大きく変えたり。

 

どのみち問題は盛り盛りあるわけで、
その問題を避けようと問題にフォーカスするよりも、
時には、これからの未来において
どんなことを成し遂げたいのか、
本当にしたい事は何なのかに
フォーカスしていくことが大事だなと思います。

 

自分自身の中心の感覚につながって、
自分が本当にしたい事に耳を傾けることが
本当に重要な時代になってきていると思います。

 

自分で見て、聞いて、感じる。
そして、自分で決定する。

 

今回、パリの大規模ストライキやデモを
目の前で実際に見ましたが、
真摯な気持ちで取り組むエネルギーは、
日本では見たことがないパワーだと思います。

 

デモの効果で過去何回か法案が変わったことがあるそうで、
本当にどうしたいのか表さなければ
誰にも伝わらないのだと改めて思います。

 

周りを気にするのではなく本当はどうしたいのか、
自分で考えて行動することは、
今までとは違う世界に飛び出していくことになるかもしれないし、
いろんな可能性や選択肢に勇気をもって
チャレンジしていくことになるかもしれません。

 

そうすることによって、世界から取り残されることもなく、
主体的に、新たな選択肢を楽しみながら、
いつの間にか変化していることで、
安定を手に入れる状況になるのかもしれないなと思います。

 

そして、これからの時代において、
必要不可欠なのは「笑顔と繋がり」だと、
改めて旅の途中で実感しています。

 

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