立秋を過ぎ台風直撃の中
オンラインで俳句会ができるのはありがたいです。

 

今回は、京都の川床(ゆか)と貴船の川床(かわどこ)の違い
「や」と「かな」の使い方や、音読の話など
豆知識がいっぱい出てきて、楽しい俳句会になりました。

 

日本語の美しさとともに
日本語の持っている大切さについても、
改めて認識が深くなる事はとても大事なことです。

 

季節の移り変わりが楽しめる俳句会は
参加者全員の作り出す場の雰囲気によって
さらに磨かれていきます。

 

来月9月も楽しみです。

 

金藏院葉子
林立す高層ビルや遠花火
星座表手に子供らの夏休
秋近し鬼気迫りくる能舞台

 

大亦祐子
岩清水指の先より目覚め行く
○初盆や方言指導受ける子等
○失せ物に思ひ巡らせ遠花火

 

大空夢湧子
○八ヶ岳ドームハウスに蜻蛉舞う
蜩(ひぐらし)をすぐそばに聞く昼下がり
雷鳴やオンラインの声重なりて

 

浅羽 博
朝早く目覚ましのごと秋の蝉
柵越しに覗く花火や鮮やかに
臨時休業台風の威力かな

 

上田愛子
○歓声とともに弾けし揚花火
○ぼんやりと盆提灯の儚き灯
○八ヶ岳秋を先取りする旅路

 


迎火や隣家に響く鐘の音
朝顔の咲いたと日記孫便り
見えずとも爆音響く揚花火

 

名定春風
海底のくっきりと透けヨット出す
街騒を抜け貴船川床涼み
提灯や貴船川床同窓会

 

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