今月は、切れ字「や」の使い方の
具体的なポイントをお話しました。

せっかくの俳句が活きるために
使い方がわかっているといないでは雲泥の差です。

また、俳句は、
物事をメタポジション(ディソシエイト)
しなければ俳句の形にできないので
しんどい時、辛い時など、
気分転換をするのにとても効果的です。

もちろん、感動したり楽しい時
その雰囲気を脳内で倍増させて
周りの方にも共有できる
リズム感溢れる文学です。

暑くなってきますが
俳句を作ることによって
暑さを吹き飛ばしたいですね。

金藏院葉子の俳句
夏木陰スーツ姿の憩ふ椅子
若楓そよぎ水都の風となる
高層のビルに沿ひ咲く山法師

◯己が影見失ひたる夏木立     祐子
◯受付の店番めきて四葩かな
◯梅雨晴やエコバック手に蚤の市

◯入梅の知らせに気うつ重なりて  愛子
◯梅雨の庭眺めし午後のゆるやかに
◯歩行器の母と散歩や夏木立

◯夏木立上野の山に江戸偲ぶ    夢湧子
シロップに漬けて青梅時を待つ
バス待ちぬ白き紫陽花眺めつつ

◯主無き実家の整理梅雨に入る   春風
晴天の須磨浦ヨット整備中
庭の枇杷鳥突きし痕多きこと

放課後や笑顔の母の梅雨の傘    由華
本を読む五月雨に耳澄ましつつ
梅雨籠もり部屋越え遊ぶボールかな

雨上がり鮮やかなりし七変化    恵子
葉桜や木漏れ日仰ぐ青い空
見上げては降るか降らぬか梅雨の空

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