立春を過ぎて春らしくなってきました。直接会えなくても、その方の近況報告や作られた俳句に触れることで不思議と交流できている感覚があってオンラインならではと思います。

次回には、外へ出て3月の句会のネタの自然にいっぱいふれて来てください。

金蔵院葉子の俳句

花びらを閉ぢこめてゐる薄氷

薄氷のすひと動きて風生まる

求め来し梅の香満ちる車中かな

参加者の俳句

◯薄氷や行事中止の報せ来て       祐子

◯寒稽古待つ道場の静けさや

◯早春の街に紅差すハイヒール

◯風立ちて薄氷に舞ふ葉の小さき   加代子

 実のごとくさわに集へる寒雀

 蝋梅の香りを求め足軽く

◯白梅の日毎に香り増してきし      夢湧子

◎薄氷の下に潜める命あり

 自粛して静かに祝うバレンタインデイ

 寒明の日の出高野の露天風呂      春風

◯夕食に添へし小さき梅の花

 薄氷や水草透けてをりしかな

◯春立ちて光和みし窓辺かな       愛子

 恋人の照れゐてバレンタインデー

 ほの少しほころぶ梅の色香かな

◯石段を登り登りて水仙郷         博

 並んでもバレンタインのチョコ買いに

 受験子の合格祈り送る朝

◯薄氷や幼き頃の庭の池          研子

 いつもより明るいやうな春の月

 蝋梅や母と二人で歩む道

◯早春の色香愛でゆく散歩道       華菜子

 春の風ロードバイクに併走し

 妻殿へバレンタインチョコ献上す

◯寒明や恵方詣りへ気の急いて      紫

 禅寺に柔らかき日の2月かな

 赤と白ほころぶ梅の可愛らし

◯薄氷や朝日に光る散歩道       恵子

 鳴き声に寝不足続く猫の恋

 水仙郷山頂までの登り道

 くしゃみとは花粉の便りでありしかな    正樹

 豆撒けぬコロナや鬼の行き処

◯手水舎の薄氷光る朝参り      純子

◯追儺式疫禍祓ひの大音声

 色ゆかし蕾をたずね梅見かな

◯白梅のほのかな香り旅の宿       みやこ

 背伸びして部屋を覗ける冬雀

◎立春と思えば何か新しき

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