
出歩くのも危険な暑さの中
俳句を作ることで客観的になって
涼やかな気持ちに切り替えられます。
今月は参加者女子の皆様が
偶然にも白い服装でお揃いになって
真夏らしい雰囲気でした!
俳句を通して
世界に自分の発見や気づきを
発信する楽しみを
是非味わってほしいです。
金藏院葉子の俳句
塩振るの振らぬの子らの西瓜かな
立秋や新作能の誘ひきて
西瓜てふ楽屋見舞の人気かな
◯夕焼けのビルに溶けゆく蝉の声 紫
西瓜割大歓声の浜辺かな
夏潮や祖母の鼻歌帰省せる
◯バスを待つ空に広がる大花火 夢湧子
立秋や仕事辞めても残るもの
◯筋トレの渇き潤す西瓜かな
夏の海須磨海岸のリニューアル 春風
買い替えすヨット名残りの集ひかな
思い出の刻めるヨット手放すと
子供らの集ひしところ西瓜切る 恵子
朝顔の蕾膨らむ明日の夢
蟷螂や水遣りすれば鎌を上げ
◯女子会の尽きぬお喋り暑気払い 愛子
◯西瓜切る仕事はいつも父であり
◯あれこれと帰省子向ふ準備かな
◎お揃ひの白シャツ眩し夏の句座 祐子
◯十五歳西瓜を食める笑くぼかな
◯背を丸め老ひも若きも吸ふ西瓜
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