夏が長過ぎて
師走がいきなりやって来た観があり、
身体が季節に馴染みきらず、
俳句を作るのが難しいです。

この慌ただしい時期だからこそ
俳句で脳内伝達物質をリフレッシュすることは大事です。

みんなの作った俳句を見て
改めて生きていることの豊かさを
味わえるのも俳句の良さです。

来年の日程も決まったので、
来年も楽しみにご参加ください。

金藏院葉子の俳句
小春日や虚子と叡子のエピソード
小春日やクロワッサンとカフェオレと
風音のm抜けざる町家大根炊く

◯プレゼンに臨む背中や冬日差す    祐子
◯ 冬晴れやあんよ飛び出てベビーカー
◎彩りを手放し落葉舞はせる木

◯もみの木の清しき香り降誕祭     夢湧子
◯じゃんけんに座の盛り上がる忘年会
リース掛けなにか嬉しいクリスマス

師走来て心の時計先へ先へ       紫
◯買ひたての手帳眩しき師走かな
聖樹灯見上げる瞳金色に

◯豊作の柿に群がる鳥の数       春風
古民家の暖簾の如き吊るし柿
一夜明け柿の葉全て落ちにけり

古暦残る頁のあと僅か         恵子
来る年を迎え入れたく年用意
木の枝に止まる雀や障子閉づ

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