暑さは史上最高を更新しているこの頃ですが、太陽の高さは確実に秋に向かって傾いて来ています。
逢魔が刻とはよく言ったもので、何らかの気配がなんとなく感じられる不思議な時間。
うっかりすると、別次元に引き込まれそうな、あるいは、何か妖しいものの囁きが聞こえてくるような気がします。
晩夏の庭に咲く花芙蓉は、必要以上に負荷がかかって来たコロナ禍の疲れを癒すように、柔らかく優しい色合いで囁いているようです。

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