先日の成瀬先生の講座の中で、瞑想の方法として重要なことは「実感」があるかどうかということをお話になっていました。
私も、イメージトレーニングを指導する時に同じことをお伝えしており、深く納得してお話をお伺いしていました。

以前、気持ちが不安定になるという方とセッションしたことがあります。
その方は、不安定になる時は、頭の方に意識があって下半身の感覚に実感がなく、下半身が透明人間みたいになっているとのことでした。
多くの場合、意識が頭頂に上がっているときの方が、丹田というかお腹に意識がある時より不安定になる傾向があるように思います。

それで、その方にはご自身の足の裏に意識を向けてくださいとお伝えしました。
通常は、足元に意識を向けていただくと、重心が下がり落ち着いた様子になるのですが、あまり変化が見られないようでしたので、もしかしたら、と思って、さらにこのようなことをお尋ねしました。

「右の足の裏の方がべったり床に着いていますか、それとも左足の裏の方が着いていますか?」
そうすると、その方は、「あ、右足です」とお答えになると同時に、重心が下がり落ち着いた様子になられたので、何が起きていましたかとお尋ねしてみました。
その方がおっしゃるには、最初は足の裏をイメージするとき、ただ単に足の裏を映像で見ていただけで身体の実感はなかったようです。

それが、右足か、左足かと聞かれて、足の裏に意識を持っていくと実際に左右差があることに気付くことができたんだそうです。
そして、いつも不安定になっている時は、実は身体の感覚があまりなかったということに気付くことが出来たとお話になっていました。

その方は、イメージは実感が伴わないと単なる妄想に終わってしまい、望む効果は得られないということに気付かれ、その後の日常生活の中での自己コントロールが飛躍的に変化したとおっしゃっていました。

夢はイメージしたら実現するとよくいいますが、実感を伴わないイメージは、あまり効果的ではないのではと思います。

身体の感覚をもとにイメージトレーニングしていくのは、マインドフルネス的にも結構やりやすく良い機会になります。

私も、新たな夢を実現させていきたいと色々準備していますが、改めて、それらを実感しながら計画していきたいと思います。

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