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昭和45年(1970年)1月14日生まれ。山中義滋(重要無形文化財総合指定)長男。大阪市在住。
昭和47年、2歳で初舞台。幼少より子方(こかた、子役)として舞台に立ち現在にいたる。平成5年より2年間、京都造形大学の非常勤講師を務め、同大学に初めて能楽部をつくり、生徒と共に学園内での能公演などを行う。
平成7年、梅若六郎家に入門し、4年間の修行期間を経、平成11年春、卒業する。
●観世流能楽師
平成11年1月より「能への誘い」と題して誰にでも解りやすく能を紹介するレクチャーを催す。これは大阪初の定期的に行われる能のレクチャーとして好評を得、定着しつつある。
そして、夏より仙台でも同じ「能への誘い」と題し、全三回のレクチャーを行い今までに能に触れる機会の少なかった方々にも能の面白さを伝えることに成功し、その盛り上がりから仙台市内に公共の能楽堂を作ろうという署名運動が起こるなど、様々な動きにつながっている。
能を公演するだけではなく、このようなレクチャー等を多数催すうち、奈良県立美術館での講演やラジオ出演など、能楽に関係する団体以外での活動も増えている。
また、「新作能」と呼ばれる既存の物以外の能の創作も試みる。斎藤茂吉の和歌を題材に取った「死にたまふ母」や現代の詩に曲をのせた「女郎花」など古典劇である能の中に現代の新しい風を吹き込んだ作品として高い評価を得る。
11年の夏には小学生の子供たちを対象に能の稽古を施すイベント「親と子の仕舞教室」を催し、21世紀へそして未来へ向けて子供たちへの能の継承にも力を入れている。
既存の能楽にとらわれない自由な発想と行動力で幅広く活動し、現代における能の可能性を模索している。
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