2010年7月
サクセス・ビジネス&ライフ・セミナー
中井 隆栄(なかい たかよし)先生
【中井 隆栄(なかい たかよし)先生】
幸せな成功者プロデューサー
株式会社サピエンス マネジメント 代表取締役社長
1962年 京都市生まれ。 同志社大学 経済学部卒業
18歳で大学に通いながら、飲食店経営を始め、店を大成功させる。
卒業後、東京・南青山のアルファ・キュービック・インターナショナル(株)に就職し、柴田良三社長の元で修行。当時、大流行のブランド「 renoma」を担当。レノマ兄弟、故セルジュ・ゲーンズブール氏や元YMO の細野晴臣氏らと共に仕事をする。
35歳で不動産管理会社の社長となり、2年半で管理棟数を約20倍に増やし黒字化。現在は社長をリタイアして顧問に。この時の経験から会社経営の本質は業種や業界に関係なく不変であることに気づく。
40歳の時に5社の社長をしながら(社)京都青年会議所の理事長を務め、同時期に京都府・京都市の公職約40職を歴任。 タイムマネジメントの達人と呼ばれる。
41歳で経営コンサルタントとなる。
現在は 株式会社サピエンス マネジメントの代表取締役社長 として経営コンサルタント・ビジネス作家として幅広く活躍。「脳科学」 や 「心理学」 などの分野にも造詣が深く、確かな理論に立脚しながら、かつその内容をわかりやすくシンプルに語れる独自のコンサルティ ング手法で、全国の多くの経営者や『幸せな成功者』 を目指す人々にアドバイスをしている。
また、元南海ホークスのホームランバッター門田博光氏(本塁打数歴代3位)、元鹿島アントラーズのJリーガー吉田康弘氏、レコード大賞受賞作曲家でSMAP・V6・mihimaruGTなどに楽曲提供している日比野元気氏をはじめとする著名人の講演会やセ ミナー・書籍のプロデューサーとしての活動も行っている。
【著書】
「1日を48時間にして夢をかなえる」
「成功習慣」
「 お金に好かれる人 お金に嫌われる人」(ユウメディア)
「寝るだけで夢がかなう仕事術」(明日香出版社)
「 寝ている間も仕事片づく 超脳力」(幻冬舎) など。
「目指して欲しいのは、『幸せな成功者』です」
中井先生が会場のみなさんに話しかけました。
「会社を経営すると色々な問題と直面します。経営者はそういった問題に取り組みながら成功を目指すのですが、例えビジネスや金銭面で成功し、社会的地位や名誉を手に入れても、それだけで幸せになるとは限りません。同じ成功者でも「幸せな成功者」 と 「不幸な成功者」 に分かれてしまうのです。
「幸せな成功者」 は、ビジネスだけでなく人生全般においてバランスの良い成功を納めています。逆に「不幸せな成功者」 はビジネスで成功していても健康を壊してしまうとか、人間関係がうまくいっていないなどの様々な問題を起こしているものです。一口に成功といっても、そういった違いがあることに気付いてほしいと思います」
「今回の講座に対し、聞いてみたいテーマを一つ書き出していただけますでしょうか。人間の脳には、設定された目標を成し遂げようとする働きがあります。ただ漠然と講座を聞くのではなく、「この話を聞きたい」と考えることが記憶に残る聞き方の第一歩といえますからね」
「人間は考えてから動く動物です。まず何かを考え目標を定めて行動に移す、といった法則があります。もちろん漠然と動く時もありますが、少なくとも成果を求めるときは先ず考えありきなのです。
その一方で 「考えたようにはならなかった」 といった経験は誰しもが持つところでしょうが、世の中なかなか思うように事は進まないものですよね。これはいったい何故でしょうか。
その答えは皆さんのメンタルに潜んでいます。考え方、つまり心のあり方に何か問題があるわけで、そこを修正しなければ100回挑戦しても100回思った結果は得られない、というわけです。
もちろん、この考え方は経営にも当てはまります。といっても、経営の場合は上記のようなメンタル面の調整を行った上で、更に知識と技術の習得が必要となってきます。言い換えれば、適切なメンタル状態と知識、技術をもって経営に挑めば、何度でも思い描いた結果を手にすることができるのです。
しかし残念なことに、多くの経営者が正しい知識と技術を持たずして、我流で経営に挑むので思わしくない結果に至るのです」
「個人的なことで恐縮ですが、私、最近ドラムを買いました。もちろん、今までドラムを叩いたことなどなかったので音楽教室に通い、エイトビートのリズムを叩けるように教えていただきましたが、ここがポイントなのです。
正しいコツを正しい順番で教えてもらい、技術をマスターすればドラムを叩くことができるのと同じように、会社の経営にも正しい知識と技術が伴う大切さを理解し、会得する必要があると私は考えています」
「皆さんがビジネスで成果をあげられないとするならば、まずはビジネスの仕組みと行動の順番を知らねばなりません。また、例え正しいやり方であってもその順番を間違えても答えを出すことが出来なくなります。これは脳へのインプット、アウトプットと同じ理屈で、「順番を間違った瞬間に、アウトプット(=成果)はゼロになる」 からなのです。
以上のことから、ビジネスを成功させるには ①正しい方法 ②正しい順番 そして③行動を起こすコツ の3点セットが必要だといえるのです」
「ビジネスとは、まずプランを立てるところから始まります。建物に例えると “設計図” ですね。しかもこの設計図の段階でそのビジネスの勝負は、ほとんど決まってしまいますから、事業計画は念入りに組み立てる必要があるのです」
「そしてもうひとつ、とても大切なポイントは “あなたはその事業が本当に好きですか” という点です。どんなビジネスでも最初から順調に進む、といったことはありません。1回の挑戦で自転車を乗りこなせないのと同じで、ビジネスも立ち上げから1度の失敗もなく成功に至るなど、まず有り得ません。好きこそものの上手なれ、という諺がありますが、くじけそうになったとき、好きに裏打ちされた情熱がなければ成功への階段を登ることはできないのです」
「経営に必要なものは、経営理念、経営戦略、経営戦術の3つだと思われます。これを家に例えると、経営理念は “土台” 、経営戦略は “柱” 、経営戦術は “屋根” にあたるでしょう。
まずベースとしての経営理念、つまり “経営者の思い” が、ミッション(使命)、ビジョン(将来像)、バリュー(価値)といった要素を含んだ確固足るものでなければなりません。
そしてそのベースを土台とし、柱を立てるように経営戦略を練るのです。経営戦略には外向きに顧客、販売、商品、販促、内向きに財務、組織、制度といった要素を軸に戦略を練り上げ、最後に屋根を乗せるように経営戦術=つまり日常業務を加わえて経営の骨組みを作り上げるのです。
しかし、経営に携わるほとんどの方が、最後の日常業務に追われてしまい、経営理念、経営戦略といった経営のベースを “なんとなく” としか捕らえていないのが現状です」
「皆さんは、経営を行うにあたり、どのようなお客様と付き合っていきたいとお考えでしょうか。一般的なマーケティングに沿った不特定多数のお客様に来店していただきたいですか。それとも、ピンポイントでお付き合いしたいと考える、Aさんといったお客様が100人来店される方がよいでしょうか。
実は顧客管理の重要なポイントはココなのです。あなたはAさんというお客様とお付き合いしたいのですから、顧客として望ましいAさんと同じ属性を持つお客様を全国から引き寄せるのがベストなのです。
これは実現可能なことではありません。潜在意識に刻み込まれた経営理念の “バリュー” が深く関与していることを今一度、理解しましょう」
「人間というのは、最終的には感情で判断する生き物です。論理的なマーケティングによって導き出されたバリューと、経営者が感情で判断するバリューが一致しなければ、健全な経営を営むことは出来ません。
例え一時的に経営がうまくいっても感情がイヤと判断すれば、論理的なマーケティングに沿った顧客戦略は崩壊し、売り上げは伸び悩むでしょう。これは潜在意識が感情を最優先に受け入れることから導かれる結論なのです。
このように、経営とは論理的骨組みと心理学的取り組みの複合作用で成り立っているので、どちらか一方が欠ける、または行動順番を間違えると経営を成立させることはできません。しかも、そのひずみは感情を通じて潜在意識に影響を及ぼすので、無理を重ねるほどあなたの公私は影響され、幸せな成功から遠ざかることとなるのです」
このように話された中井先生ですが、残念ながら今回の講座・2時間では全てを伝えることは出来ない故、2010年10月14日、28日・11月11日にホロンPBIで行われる
「脳科学」・「心理学」・「マーケティング」を活用したサクセス・ビジネス&ライフ・セミナー
~あなたらしいビジネスで、あなたらしく成功するビジネス構築法 3日間コース~
(http://www.holonpbi.com/advance/nakai.php)
で、さらに詳しく幸せな経営についてお伝えしたいと述べられて、今回の講座を締めくくられました。
ホロンPBIでは忙しい毎日の中では中々感じることの出来ないような「感動」や「体験」を皆様に味わっていただけるよう、各界のさまざまな先生のお話をホロンPBI主催の「上質人生大学公開講座」を中心に今後も充実したラインナップで展開してゆきたいと考えております。
気軽な雰囲気の中で本当に気持ちの良い「体験」や「知識」に触れ合うチャンスなんてそうそうあるものではないですよね。これを機会に好奇心一杯の気持ちを鞄に詰めて、会場まで足をお運び頂ければ幸いと存じます。
スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。








