上質人生大学

特別講座レポート

2006年11月
眠れる預言者~エドガー・ケイシー~
魚田 邦彦 先生


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 皆さん、こんにちわ。今回の上質人生大学公開講座レポートは、「 眠れる預言者~エドガー・ケイシー~ 」の模様をお届けいたします。

 「眠れる預言者」と呼ばれ称されたアメリカのエドガー・ケイシーについては、近年多くの書籍や雑誌、テレビ等で紹介されていますので御存知の方も多いと思います。彼の残した霊的遺産~リーディングについては死後半世紀以上を経過した今日においても世界中でその有益性が実証され、ますます脚光をあびているといった状態です。
  特にアメリカでは新たな情報に基づいた伝記が出版されるなど改めてエドガー・ケイシーの業績についての見直しと再評価が行われているということを聞くに及び、そもそもエドガー・ケイシーとは何者で、彼が行ったリーディングについてはどのような価値があったのか、さらに彼の存在自体が
意味するものとはいったい何であったのか・・・などといった ”エドガー・ケイシーについて” の多大なる興味を改めて抱かずにはおれません。
  そこで今回の講座では、エドガー・ ケイシー研究家として知られる 魚田先生 をお招きし、彼エドガー・ ケイシーの生涯と業績にスポットを当て、偉大な霊的パイオニアとしての実像に迫りたいと思います。


happa.jpg魚田 邦彦(うおた くにひこ) 先生

  1959年8月、大阪に生まれる。学生時代より超心理学に傾倒中学、高校、大学でもUFO超常現象研究会というサークルを作って研究や実験を始め、その過程でエドガー・ケイシーの生涯と思想に出会い感銘を受ける。1977年、ケイシ-生誕100年を期に研究をはじめる。1981年には藤本実氏と共に大阪エドガー・ケイシー研究会(ARE公認スタディグループ大阪#1)を創設、その後、エドガー・ ケイシー研究協会(NOEC)と改名し今日にいたるまで関西を中心にエドガー・ケイシーの研究と啓蒙に明け暮れる。
  現在、NPO法人日本エドガ―・ケイシーセンターの理事を勤める傍ら、TLDカウンセリング ルームを主宰、心理カウンセラーとしてエドガー・ケイシーの霊的心理学、心理療法を研究し、自らをエドガー・ケイシー派と自称している。
  占星術研究家(泉北高島屋)


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 「みなさん、はじめまして。私は NPO法人日本エドガ―・ケイシーセンターの理事をしている魚田と申します 」 と、 魚田先生が会場の参加者に挨拶をされました。

 

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 「では早速、エドガー・ケイシーの生涯についてのお話を始めたいと思います。エドガー・ケイシーは 1877年の3月18日(明治10年)にアメリカ・ケンタッキー州にて生まれました。
  一般的にエドガー・ケイシーは催眠状態では超人的な能力を発揮する一方、平常時には普通の人となんら変わらない、といわれておりますが、実はそうではなかったのです。彼は平常時であっても生まれたときから人の背後に光(オーラ)が見えていたのですが、しかし、それが自分だけに備わった特殊な能力だとは思わなかった(誰しもが見えている普通の現象だと思っていた)ので、青年になり、それが自分だけに備わった能力だと知った時はたいへん驚いたという逸話が残っております」


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 「エドガー・ケイシーについてあまり語られることない、しかし大変重要な逸話のひとつに 13歳のときに翼のある若い女性を見た、というものがあります。この天使のような姿をした女性から “何を望みますか?” と就寝中に問いかけられたエドガー・ケイシーは、常日頃、聖書に興味を持っていたこともあり “私は病気や悩みを持ち、苦しんでいる人を助けたい” と答えたところ “あなたの願いは聞き入れられました” との返答が得られたのだそうです。


  後に “天使との約束” と呼ばれるようになったこの神秘的なやりとりに興奮したエドガー・ケイシーは、翌日の登校時も昨夜のことが頭から離れず、おかげでその日は授業で習った “CABIN” という単語が全く頭に入らなかったのだそうです。その結果、先生に大目玉を食ったエドガー・ケイシーは罰として黒板いっぱいに単語を書かされたのですが、それでも彼は上の空のままだった、といわれております。
  もっともこのエピソードには続きがありまして、後日、再度夢枕に現れた天使の女性に “あなたを助けてあげます” と言われたエドガー・ケイシーはその後、教科書の一語一句全てを覚え込めるようになり、何ページの何行目に書かれている文字は?という質問にも答えることができるようになった彼は瞬く間に劣等性から優等生になれたということです。
 また同じく子供の頃、野球をしていてボールが当ったその日の夜、エドガー・ケイシーは様態が急変したのですが、彼は看病してくれていた自分の父親に湿布の処方箋をうわごとのように伝え、父親がその通りに手当てしたら様態が収まったという話も残されております」


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 「1901年3月31日(月)の午後、エドガー・ケイシーはゲインという青年から催眠療法を受けたのですが、このときに初めてリーディング能力が発見されたといわれております。


  初期のリーディングで最も有名なエピソードに “クラシカルケース” と呼ばれるエーメ・ディートリッヒへのリーディングがあります。この娘は 2歳の頃に脳の発育が止まってしまい、専門医からも 「手の施しようがなく、彼女は長く生きることができない」 とさじを投げられたのですが、エドガー・ケイシーは “乳母車から落ちて脊椎を強打し、そこにインフルエンザ菌が進入したのが原因であり、脊椎の位置調整をすれば直る“ とリーディングし、彼の言う通りに背骨の調整をしたところほどなく完治したというものです。
  また同じく初期の頃の話ですが、患者さんが約束の時間に遅刻した日のこと、既にエドガー・ケイシーは催眠状態にてリーディングを始めており、依頼主が到着する前に答えを出してしまっていたというケースもありました。他にも実験として、アメリカに居ながらフランス旅行に出たある人の行動をリーディングで見通し、その本人が大層驚いたという記録も残っております。このようにエドガー・ケイシーのリーディング能力は、時間、空間を飛び越えて発揮されることもあったのです」


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 「ある時、エドガー・ケイシーはリーディングでサルビア水という謎の水について語ったことがありました。しかし、その水については医者も含めて周囲の誰一人としてわかるものがおりません。仕方がないので彼に再度サルビア水のことをリーディングで聞いてみようということになり、情報として得られた指定先に問い合わせてみると 「そのサルビア水というものは製造中止になってから既に 50年にもなる。一体どこでそのことを知ったのか」 と逆に先方から問われたということです。同じように製造中止になった薬などもよくリーディングで提示され、その都度先方に驚かれたそうです。


  また、エドガー・ケイシーがリーディングした方法を忠実に施術してくれる医者はとても少なかったので、困り果てた患者には再度リーディングを行い 「○○に住んでいる△△という名前の医者を尋ねなさい」 とのアドバイスもしていたようです。そしてなかには、指定された場所に行くと 「たった今、治療院を始める準備が終わったところなのに、何故ここがわかったのか」 といわれ、訳を話してその治療院の初めての患者になった、などという話も残されているのです」


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 上記のようにエドガー・ケイシーに関する逸話の数々を紹介してくださった魚田先生は、ここで改めてリーディングについてのお話をしてくださいました。

 「ケイシーのリーディング自体は 1901 年から 1944 年秋までの 44 年間もの間、必要に応じて随時行われてきました。 そのリーディング数は1923 年以前のものは記録がとられていなかったので総件数から除外しますが、それでも 1923 年以降記録に残っているものだけで14306 件にも上るのです。
  これらリーディングの内訳は、病気の診断と治療法に関するフィジカル・リーディングが 9605 件(いわゆるケイシー療法と呼ばれているもので、内容はニキビ痕の治し方からガンの治療まで多種多様。記録に残っている総リーディング数全体の約 67 %)、人間の霊的存在、及び輪廻転生に関するライフ・リーディングが 1919 件(エドガー・ケイシーはこのリーディングを通じて “人間は永遠不滅、且つ輪廻転生の中で成長を遂げていく霊的存在である” ことを説いています。特にエドガー・ケイシーが述べる輪廻転生は宗教上の抽象的な理論ではなく、依頼者の人生を大きく変革するほど具体的な情報を伴ったものが多かったといわれています。総リーディング数全体の約 13 %)、他に夢分析に関するリーディングが 630 件、特定のテーマについてのリーディング(例えば世界情勢であるとか、アトランティス文明、魂の起源、キリストの生涯などについてのリーディング) 956 件が正式な記録として残されております。
  この中でもリーディング件数の半数以上を占めるフィジカル・リーディングについては、特定の個人のために行われたものではありますが、エドガー・ケイシーの勧めた治療法に共通する一般的原理を正しく適用すれば、現代においても多数の患者に対し様々な疾病(特に西洋医学で治療の難しい様々の慢性病など)への卓越した治療効果を上げることができる可能性があるのです。
  それらフィジカル・リーディングを大きく分けると、CAREと呼ばれる原理(循環 (Circulation)、同化(Assimilation)、休息睡眠(Rest/Relaxation)、そして排泄(Elimination))となりますが、エドガー・ケイシーはその中でも特に毒素の排泄を重視したように思われます。その他にもエドガー・ケイシーのリーディングによって提示された、ひまし油温熱パック、コロニクス、リンゴダイエット、オイルマッサージ、湿電池等の治療法が持つ治癒メカニズムを解明する作業も現在、随時進行中であります」


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 上記のような情報の他にも、エドガー・ケイシーが実際にリーディングしているときの声を録音したテープをご披露してくださるなどエドガー・ケイシーに関する多種多様のエピソードをお話して下さった魚田先生は、今回の講義の最後を締めくくるにあたって下記のようにおっしゃいました。


 

 「こういった能力はエドガー・ケイシーのみに授けられた力なのでしょうか。私は生物というものは全て無意識下にある集合意識で繋がっており、エドガー・ケイシーはその集合意識にアクセスすることによって今まで述べてきたような能力の数々を発揮することができたと考えております。この件に関してはエドガー・ケイシー本人も生前次のように語っております。 「私の持つ能力は決して特殊なものではなく、皆さんの誰もが持っている能力なのです」 と。
  つまり、彼は瞑想状態において他人に話しかけることができたので人々の注目を集めることとなりましたが、実は私たち自身も彼が行ったリーディングと同じように無限の英知に接触することは決して不可能な話ではないのです。そう、彼エドガー・ケイシーの行いと同じように自身に宿る内なる声に耳を傾けることができたならば、きっと私たちの人生にとって重要且つ有意義な情報が無限の英知より授けられることとなるでしょう」


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 ホロンPBIでは忙しい毎日の中では中々感じることの出来ないような「感動」や「体験」を皆様に味わっていただけるよう、各界のさまざまな先生のお話をホロンPBI主催の「上質人生大学公開講座」を中心に今後も充実したラインナップで展開してゆきたいと考えております。

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 スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

 それでは次回のホロンPBI主催の「上質人生大学公開講座」を楽しみにしていて下さいね。楽しいこと、不思議なこと、そしてあなたの人生にちょっとしたエッセンスを加えることが出来ること請け合いです。 どうぞご期待下さい。


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