上質人生大学

特別講座レポート

2005年10月
外気功講座~2時間で出来る外気功講座~
橋本  和哉 先生

 

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 皆さん、こんにちは。今回のPBIバーチャルホロン大学公開講座レポートは、2時間で出来る外気功講座の模様をお届けいたします。

 

happa.jpg 外気功が出来るということは、気功師への第一歩を踏み出すということです。今回の講義を受け持ってくださる 橋本 和哉 先生は、人体にもともと流れている「気」が表に出せないのは、自らの身体が気の流れをブロックしているからだと考えておられ、更に生体には不要なマイナスの「気」もあるので、同時にそれを取り除くことも大変重要であると論じておられます。

 従来の気功法は、身体をあまり動かさずに行うイメージ法でしたが、橋本先生が提唱する方法はヨガなどと同程度に上手く身体を動かすボディーワークを通じて、身体ブロックとマイナスの「気」を取り除いた上でスムーズに「気」を動かし、結果、訓練次第で外気功へも移行できるようになる、というものです。

 肝心なことは気を滞らせるブロックの解消と身体におけるマイナスの「気」の確認、そして一体どのように身体を動かせば効果的に「気」を流し出せるかといったところがピックアップされるべき項目と思われます。従って今回は上記の点に重点をおいた形でお話をして頂きました。

happa.jpg 橋本 和哉(はしもと かずや) 先 生】

 西洋医でありながら、漢方、Oリングテスト、整体、気功、ヨガ、アロマなどを実践、代替医療にも詳しいお医者さんです。また、温泉療法医の認定も受けておられTVや雑誌にも出られたこともあります。月1回クリニックで、「プリュネル」の定例会を開き、希望者に無料で会報を送っておられます。
 昭和63年、大阪大学医学部 大学院卒業。医学博士。大阪府立病院や市立吹田市民病院などを経て、平成12年から、開業。はしもと内科外科クリニック院長。

happa.jpg0510_hasimoto_01.jpg 「気とは生体を流れるエネルギーそのものです」

と 講座冒頭、橋本先生はおっしゃいました。

 

 「イメージが自身の身体に対して及ぼす影響を考えた場合、ひとつの例として赤色のイメージを抱いた場合と青色のイメージを抱いた場合とでは身体に起こる反応に大きな隔たりが生じます。例えば身体に炎症部位を有する場合、赤色をイメージするとその炎症を更に加速させる可能性が生じます。
  ですからこういった場合にイメージすべき色は青色といえます。このような例からイメージと血液の流れ、そして気の滞りは人体において密接に関係していると推測されます。更に、血液と気の流れの関係性も密接だと考えられ、経験に基ずく体感からも血液の流れを良くすれば気の流れも良くなるといって間違いないと思われます。

 

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 例えば肩こりで猫背の方のケースを見てみましょう。猫背などの姿勢の悪さは気の流れをブロックする温床となり得ます。なぜならば姿勢の悪さが筋肉の固さを作り出し、その結果、発生した筋肉による血管圧迫が部位の血流を一層悪くします。そういった因果関係の帰結として肩こり等の不定愁訴が誘発されるのですが、同時に気の流れも滞らせてしまいます。
  こういった場合、まずは血液の循環を良くする事が肝要なのです。このように一つ一つの現象を冷静に見てゆけば、気の流れを包括する気功そのものも、さほど難しいものではない事がご理解頂けるのではないでしょうか」

 

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 「マイナスの気とは使用済みの気の事を指しますが、これは血液における動脈、静脈に相当します。つまり綺麗で新鮮な血液は、動脈を通じて体中の細胞に取り込まれ組織内で使用・活用された後、静脈に向けて染み出した上回収されますが、この手順そのものは新しい気が身体中を巡った後、古い気となる過程において同じ循環経緯でもあるのです。

 

  つまり、運動によって筋肉疲労を解消する方法は血流が良くなるばかりか、気の流れをも良くしてしまうという寸法であります」と、橋本先生はイメージと身体、血液と気の流れの関係を分かりやすく説明して下さいました。
 そして、運動説明アシスタントを務める女性(吉村さん)に具体的な弛緩方法の実演を務めるように指示を出し、自らは更に詳しい説明へと取りかかられました。

happa.jpg0510_hasimoto_04.jpg 「ではここで、運動による全身を巡る気の流れの改善に挑戦してみましょうか。まずは左手親指の第一関節から引っ張り始めて、順次全ての指の緊張を取り除いて下さい。そして両腕を内側から外側に向かって回し両手首を伸ばします。

 次いで足首も伸ばしてみましょう。先に足の左親指から順番に、出来るだけ指先を持って回します。全ての指を回したら、今度は足首を内から外へ回すように伸ばし、続けて外から内へも伸ばしてゆきます。さらに足指もグーパーと開閉させることによって、足先全体の緊張を解きほぐします。
 足が済めば次は上半身です。手の平上にクリップ(小物)を載せ、落とさないように内側から外側に回します。これは肩関節を柔らかくする運動ですが、更に肘を上げて肩を回すことによって肩甲骨をも柔らかくする事が出来ます」
 ここで一息入れた橋本先生は吉村さんに床に座り込ませると、次なる説明を始められました。

 

 「皆さん、正座をして頂けますか。そして正座をしたまま上半身を後ろに倒してみて下さい」
 参加者の皆さんの悲鳴とも笑い声とも取れる大きな声が、会場内に響き渡ります。

 

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 「ハイ、そして両足を伸ばして座り、太ももの外側に手を当てて腰をねじって下さい」

 

 「前屈で両足を伸ばし、両手を両足のつま先に向けて伸ばして下さい。この際、両手指先で足つま先を触れなくても構いませんので、ゆっくりと伸ばしてみて下さい」
 「立ちあがって骨盤に両手を当て上半身をひねって下さい。コツとしてはへそだけを浮かす感じで上半身をひねります」
 「後頭部に両手を当てて喉元を前に突き出します。そしてその姿勢のままで両肩を左右に回します」
 「両手の指を喉元に突きつけて顔を左右に回します」
 「仰向けになり、両足のつま先を頭の上に向けて伸ばすように身体を折り曲げます」
 「うつ伏せ状態の両手で両足首を掴みエビ反りになって下さい」
 「仰向けで片膝を額につけます。次いで両膝も額につけます」
 「最後はくつろぎのポーズです。仰向けでリラックスして寝ます。この際、身体が宙に浮いているようなイメージを持って下さい」

 

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 ひとしきりの運動を終えた会場内には、熱気が漂い始めています。

 

「身体に気を通した上で更に感じる為には、筋肉の弛緩が必要なのです。先程までの運動で身体もほぐれたと思いますので、ここからは具体的に気を感じる事に重きを置きたいと思います。
 まず、手の平を軽くこすってみて下さい。そして両手の中にボールが存在するようにイメージしながら手を広げて下さい。どうですか。両手の中にあたかもボールがあるように感じられますか?もしそのような感覚がなければまだ全身、もしくは指先の筋肉が固いと思われます。もう一度手足を伸ばして身体の緊張を解いて下さい」

 

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 一人一人の手から出る気の感じを確かめるべく、橋本先生は丹念に参加者一人一人の指先を確認して回ります。

 

 「両手の中に気を感じたならば、次に右手の平を左腕に被せるようにゆっくりと動かし、胸に至るまでじっくりと気の動きを感じ取って下さい。それが出来たなら続いて左手の平を右腕に、そして胸の前から後ろ、お腹、腰にと全身くまなく、それこそ頭のてっぺんや顔など色々と手の平で気を回してみて下さい」

 参加者はそれぞれ、自らの身体に気を回し始めます。

 「ハイ、それぞれ気を回す事が出来たなら、再度手の平に気を集めて下さい。ここからはペアを組んで頂いた上でお互いに気のやり取りを行いますので、とにかく身近な人と2人一組のペアになって下さい。
 ペアを組んだら1人は座って相手に背中を向けて下さい。受ける方は背中で気を受けますので、気を発する方は身体の後ろにて 頭→肩→背中→腰 といった順番で手の平をかざしてみて下さい」

 

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 それぞれのペアは、交代しつつお互いに気のやり取りを行います。そして橋本先生は、その間も休まず参加者の間を見て回わられます。

 

 「どうです皆さん。気を感じ取って頂けましたか。外気功で大切な事は身体の力を抜くという事ですが、もし力を抜く事が今ひとつうまくいかない方は、身体に目一杯の力を込めて一気に抜くという方法も試してみて下さい」

happa.jpg 「次に皆さんに是非知って欲しい事は、マイナスの気についてです。まず両手の指先を伸ばし見比べて、指先の感じを確認して下さい。そして確認できたならば、左手からエネルギーが出ているようにイメージしながら左の手の平を右腕にはわし、そのエネルギーで右腕に溜まった気をホウキで掃くように押し出して下さい。それを4~5回繰り返したならば、再度、両手を伸ばして両指先を確認して下さい。何か違いはありますか?」

 その問いに反応するように、参加者からは「指が伸びた」「指先の色が違う」等の声が聞かれました。

 「そうですね。このようにイメージしながら身体に滞った気にアプローチをかけると、何がしか身体に変化が訪れるものなのです。こういった事に慣れてくると、次第にドス黒い気の滞りが分かってくるようになりますよ。では先程のペアで相手の気の滞りをチェックしてみて下さい」

 会場内にドキドキ感と笑いが満ち溢れます。
 「コツとしてはピリピリ感や違和感といった感覚を頼りに判別してみて下さい。あくまでも気を感じ合うのであって、腹の探り合いはしないで下さい(笑)」

happa.jpg 「丹田は分かりますか?そう、おへその裏辺りですね。では皆さん、あぐらをかいておへその下辺りをイメージして気を溜めて下さい。この場合、正座では若干気が上に上がりやすいので必ずあぐらで行って下さい。そして身体の中心をイメージして下さい。

  具体的には頭から背骨にかけて一本の柱が通り、エネルギーが降りてくるような感じです。その際、猫背には注意して下さい。そして丹田に気を籠め(こめ)、身体の中心を決めながら力を抜いてみて下さい。すると、身体の動きが見違えるほど良くなる事に皆さんビックリされる事でしょう。
  この感覚を身体に覚え込ませれば、普段の身体の動きがとても良くなり、効率的に仕事をこなす事が出来るようになりますよ」

happa.jpg0510_hasimoto_09.jpg 「気の性質を変える方法もお教え致しましょう。先程、赤と青のエネルギーの話がありましたね。あの色のエネルギーを頭でイメージするのです。

 まずペアの背中に手をかざし、最初は赤のエネルギーを相手に注入して下さい。次に青いエネルギーも交えて両色の違いを感じて下さい。応用として赤や青だけでなく、黄や紫などの色も試してみて下さい。人によって出せるエネルギーや受け取れるエネルギーがそれぞれ違うので色々なパターンを試してみると良いと思います。
  大切な事はお互いが気持ち良いかどうかなので、その点をしっかり注意して観察すれば必ず良い結果が得られると思います。まぁ、中には邪気なんていうモノもありますので、くれぐれも気を付けて下さいね(笑)」

 

 「続いて気の流れる向きを変える練習もしてみましょう。相手の首元に手を置いたままイメージで背中の下から上にエネルギーを上げてみて下さい。上げ切ったら次に上から下に降ろしてみて下さい。そしてどちらが気持ち良かったかを相手に聞いて下さい。施術された方も受けられた方も気持ちの良い感覚があればベストですが、その違いが分かり難ければ息のしやすさで判断すれば良いでしょう」

happa.jpgこのように気の通し方を一通り説明し終えた橋本先生に、ここで参加者から質問がありました。

 参加者「気を確かめる為に毎日行っている事はありますか?」
 
橋本先生「毎日必ず行うといった事は特に決めてはおりません。しかし背筋を伸ばす方法や力を抜く方法などの行い方を知ってからは毎日の生活が随分と楽になりましたね。(フト思い出したように)そうそう、強いて心掛けているとすればヨガの体操ですね。特に寝る前のヨガ体操の直後はとてもリラックス出来ますので、寝つきも良くなり助かっています。お勧めですね」

 参加者「気功は独学でも出来ますか?」
 
橋本先生「出来ますよ。その場合、ひたすらイメージする事が大切ですね」

 

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 そして最後に橋本先生は、外気功を行うにあたってのとっておきの技を伝授して下さいました。
 「施術後は、受けたマイナスの気を取り除くために塩を撒いたり、流水で手を洗ったり、手足を振ったりしていますが、更にマイナスエネルギーを受けない為の呪文という強烈なツールもあるのです。
 この呪文はマジナチャクラという頭頂部と後頭部を結んだ点に向かって「キャンキャンアビラクァンカンキャン」と唱える方法です。この呪文を唱えることによってマイナスエネルギーを取り除き、自身の心身を正常な状態に保つ事が出来ます。いうなれば秘伝という事になりましょうか。皆さんも何かと嫌な気を受け取ったと感じたときは、一度試してみて下さい」

 

 

 

happa.jpg ホロンPBIでは忙しい毎日の中では中々感じることの出来ないような「感動」や「体験」を皆様に味わっていただけるよう、各界のさまざまな先生のお話をホロンPBI主催の「 上質人生大学公開講座 」を中心に今後も充実したラインナップで展開してゆきたいと考えております。

 気軽な雰囲気の中で本当に気持ちの良い「体験」や「知識」に触れ合うチャンスなんてそうそうあるものではないですよね。これを機会に好奇心一杯の気持ちを鞄に詰めて、会場まで足をお運び頂ければ幸いと存じます。

 スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

 それでは次回のホロンPBI主催の「 上質人生大学公開講座 」を楽しみにしていて下さいね。楽しいこと、不思議なこと、そしてあなたの人生にちょっとしたエッセンスを加えることが出来ること請け合いです。 どうぞご期待下さい。


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