上質人生大学

特別講座レポート

2005年1月
平成17年(2005年)の時運の観望
小林 美元 先生


i-kobayashi.jpg

 新年明けましておめでとうございます。

 新年を迎えるにあたり、それぞれの目標に新たな気持ちで進んでいこうと決意された方も多いことかと存じます。 
  私どもホロンPBI主催の「バーチャルホロン大学公開講座」も、さらなるパワーアップを誓い、これからも皆様方に素晴らしい世界をどんどん紹介していきたいと思いますので、本年もどうぞよろしくお願い致します。

happa.jpg さて本年最初のバーチャルホロン大学公開講座は「これを聞かなきゃ一年は始まらない!」と年初企画の通例に従い、小林 美元先生による「古神道的見地から見た今年の時運」を占って頂く事と相成りました。題して「平成17年(2005年)の時運の観望」です。

 早速本題に入る前に、まずは今回の講座を担当して頂く小林先生の略歴を申し上げておくことに致しましょう。

happa.jpg【 小林 美元 (こばやし びげん) 先生 】

 昭和2年・台北に生まれ、台湾総督府台北高等商業学校在学中に学徒動員令により、海軍第4艦隊高雄警備司令部に勤務をされ、その従軍中に生死の数々を深刻に目撃し続けてこられました。
  戦後に同校を卒業され、昭和30年に熱田神宮学院にて神職の資格を取得し、同年、熱田神宮出仕拝命。以来、熱田神宮宮掌奉仕12年、熊野本宮大社奉仕1年、大神神社奉仕11年、石切釼箭神社奉仕13年の合計37年間にわたり神職として過ごされ、その後、欧米人の神道研修会指導のために5回、その都度1ヶ月にわたり、フランス、イタリア等に出向されたこともありました。
  現在は古神道研修のリーダーとして東京・大阪・京都・西宮・神戸等で研修会を主催する傍ら、執筆活動による著書実録 ヨーロッパの神道研修を平成2年1月 天皇・皇后両陛下に献上。天覧、台質を賜るに至っておられます。

happa.jpg0501_kobayasi_1.jpg 今回も、新年第一回目の講座にも関わらず多数の方々においで頂いた結果、会場にご用意させて頂いた席数一杯となる盛況ぶり。参加者の男女比率も半々で、性別に偏りのない幅広い支持を得ていることを今年も実証致しました。改めて小林先生の人気の高さを垣間見る思いが致します。 早速に壇上に立たれた小林先生は新年の挨拶もそこそこに、今年の傾向を表すキーワードを元に講義を始められました。
  今年注目のキーワードは
「破壊神」!スマトラ沖地震による大津波を引き合いに出されて、地球だけでなく太陽系全体が大きな変革の時期に入っている事を告げられました。

 補足ながら、国内に目を向けての異常なまでの台風上陸や新潟の地震等、尽きる事のなかった数々の風水被害に見舞われた方々への配慮も小林先生は忘れることはありませんでした。

happa.jpg 「今年の年号は2005年です。この年号を単数化した上で足し尽くすと「7」になりますが、この数字こそが数霊(かずたま)における2005年の中心となるべき数字なのです。

 (ホワイトボードに書き綴られた数霊一欄表を示されて) 元々この表の中心は「5」でありますが、このように外回りに数を回して「7」を中心に置き換えてみますと「5」が左横に移動し、真向かいに当たる右横のマスに「9」が入ります。ここで「9」という数字に「破壊」の意味が宿ります。
  さらに今年は「酉」年ですので、「子」「丑」「寅」「卯」「辰」「巳」「午」「未」「申」と並んだ後に「酉」が来るのですが、「酉」の向かいに位置する数字が「5」となり、これも「破壊数」を意味する事になります。
 つまり2005年においては「5」と「9」が「破壊のキーワード」であると見ますが、これは2005年の年号を単数化した数字によって出てくる「表」の連番と置き換えられます。
 一方「表」と対極に位置する「裏」についてですが、表の中心と合計して「11」となる数字が裏の中央に置かれる事が大前提です。つまり今年の表の中央が「7」である事から、「11マイナス7」となり、その答えである「4」が今年の裏の中央の数字となるのです

 その後、「酉」を所定の位置に置き換えた上で、これら「表」と「裏」の両表を見て総合的に時運を判断していく訳です」

happa.jpg0501_kobayasi_2.jpg 一気に話される口ぶりに静かな熱意がほとばしる小林先生。ここで一旦ホワイトボードを背にすると会場の皆さんと向き合われました。

 「年頭の観望にあたっては、上記の通り「数霊」を使用致しました。ここに「九星学(=気学)」や「易学(易経=帝王学)」を加味判断した上で更にもう一段、古神道的見地から見た「卦」や「干支の巡り合わせ」をも組み合わせる事によって、より深い意味を読み取らせて頂いた今年の日本の観望を今から述べてみたいと思います」

happa.jpg 再び小林先生はホワイトボードに向かわれます。

 「2005年を数霊的見地から見渡しますと、先程申した通り数字は「7」、言霊的見地から見ると干支は乙酉(イツユウ・きのととり)となります。干支の干は「幹」、支は「枝」を意味し、支に限っては「地中の根」も含みます。
 乙(オツ、イツ、きのと)は象形文字で、春の新緑の芽が外の寒さに抵抗、障害で伸び悩む様子を意味します。前述の具体的解釈を汲むならば、「新しい改革、創造の歩は進めるけれども、まだまだ外の抵抗力が強く思うようには進み難い。しかしいかなる抵抗があろうとも、紆余曲折を経ても尚、前に進めて行かねばならない事」を意味するのです。
  次に、酉(シン、とり)ですが、これは元来酒を醸造する器の象形で、発酵、成る、熟す、飽くを意味します。つまり、米がその形を変化させて酒になる様を、革命にも匹敵させる大改革となるのです。
 実際、酉年には古来、革命、反革命、政情不安が数多く発生しております。ここからも、今年は国内外ともに予断の許されない年になることが予想されるのです」

happa.jpg0501_kobayasi_3.jpg 「世界の大勢においては今年も先の見えない曖昧さがあり、後進国や未開発の国々において、予想外の事件が起きたり、紛争火種による飛び火の懸念が多い年と言えます。  現在継続中の戦争は激化し、テロ事件の勃発などの心配も多く、従来の現状は変わらぬ一年となるでしょう。イラクの復興、再建、北朝鮮の核問題は今年の後半において満を期すべきであります。

 アメリカは、財政、貿易の赤字双方により内政面での中間期波乱が憂慮され、原油高騰、金利引き上げ、個人消費の伸び悩みからも今年後半の景気が減速すると見られます。

 ロシアは、チェチェン、ウクライナとの紛糾と外交に困難が見られ、国内経済も公営型企業の弱体化で低落傾向となり、プーチン政権に対する批判が厳しくなるが故に、プーチン大統領の強権が顕著になるでありましょう。

 中国は国内経済に隆盛を見るものの原油、鉄鋼、パルプ等の国際価格押し上げ要因ともなるので、国際市況を急騰させ諸外国に対する影響力が大となります。
  しかし、都市部と内陸部の所得格差の激しさが中国国内の社会不安を増長し、更に暴動勃発を引き起こす側面が浮上して参ります。

 北朝鮮では拉致問題に進展なく、ついに経済制裁が実施されます。また軍部の反乱や軍人の大量脱北、恒久的な食料不足から来る民衆の反乱によって政権崩壊の恐れも十分に予想されます。

 イラクでは国内テロ、ゲリラ戦が後半次第に一部治まると見られます。都市型ゲリラが掃討されれば米軍の縮小と撤退の線が下半期には可能と成り得るでしょう。

 パレスチナはアラファト議長亡きあと統一性がなく、複数の指導者構成で、始終対立しながら維持を続ける展開に、イスラエルとの中東和平は今年も成就しないものと見受けられます」

happa.jpg0501_kobayasi_4.jpg 「日本国内においては国会運営で政府与党が牽強付会の強行方針で野党を押し切るものの、生じた過失から一波乱を巻き起こす経過が見受けられます。犯罪は残念ながら増加の一途を辿ります。 日本経済を取り巻く環境は良好とはいえず、産業業種、地域別で勝ち負けが進み、明暗が一目瞭然となります。又、どの業界においても独裁的経営者を排除する機運が見えてきます」

happa.jpg 「農業は突発的な天災で打撃を受ける事があります。生産上の薬漬けを厳しく警告すべきであります」happa.jpg 「先進国の景気は伸び悩み、ドル相場の変動で小暴落が生じ、アメリカ、ユーロ圏、日本中心の東アジア圏の均衡が破綻する予兆があります。

  今年末から来年にかけて景気が減速する可能性があり、個人消費にも息切れ懸念が出てきます」

happa.jpg0501_kobayasi_5.jpg 「ドル安円高傾向で、100円台の推移、春夏強く、秋以降に小下落で90円台の攻防となるでありましょう。
 株は安値含みで玄人筋の動きと小暴落3回位の見込みと見られます。冬と夏は小安定、夏相場の騰貴、秋の波乱を警戒すべきであります。大局的に見ると株価そのものについての極端な変動はないと読み取れます」

happa.jpg 「天象は、異常気象で、昨年に引き続き各地で梅雨季、夏季に局所的豪雨が襲い、風水害が多発します。よって土砂災害には要注意です。地震は頻度が高く、一部中・強震があります。尚、水不足にも注意を払う必要性が見受けられます」

happa.jpg 最後に小林先生はこのようにおっしゃられました。

0501_kobayasi_6.jpg

 「上記のように暗い内容の年ではありますが、物と心が分離分裂してしまったが故に矛盾した事をよくわきまえて、自然の本質を見据え直して行く事が肝要です。物心一如を心がけ、感謝の気持ちを忘れないように努めましょう」


 この一言を言い終わられたところでちょうど終了時間となり、用意された2時間を使い切っての「平成17年(2005年)の時運の観望」となりました。
 今回も観望を述べるにとどまらず、宇宙と共に在る私たちの存在を、堂々と真正面から訴えることに重きを置いた「乙酉」の小林美元・バーチャルホロン大学公開講座となりました。

happa.jpg ホロンPBIでは忙しい毎日の中では中々感じることの出来ないような「感動」や「体験」を皆様に味わっていただけるよう、各界のさまざまな先生のお話をホロンPBI主催の「 上質人生大学公開講座 」を中心に今後も充実したラインナップで展開してゆきたいと考えております。

 気軽な雰囲気の中で本当に気持ちの良い「体験」や「知識」に触れ合うチャンスなんてそうそうあるものではないですよね。これを機会に好奇心一杯の気持ちを鞄に詰めて、会場まで足をお運び頂ければ幸いと存じます。

 スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

 それでは次回のホロンPBI主催の「 上質人生大学公開講座 」を楽しみにしていて下さいね。楽しいこと、不思議なこと、そしてあなたの人生にちょっとしたエッセンスを加えることが出来ること請け合いです。 どうぞご期待下さい。

norio.gif