2004年11月
集中状態「ZONE」に入って夢実現 ~メンタルトレーニングメソッドによる人生成功プロデュース
竹中 洋一先生
今回のバーチャルホロン大学公開講座は 『集中状態「ZONE」に入って夢実現~メンタルトレーニングメソッドによる人生成功プロデュース』 をお届け致します。
「ZONE」なる言葉に馴染みがありますか?
「ZONE」なる言葉について考えたことがありますか?
「ZONE」~それは人間の持つ集中力を最大限発揮しうる状態を表します。
我々人間にとって最大限の集中力とは、一体いかほどのモノなのか…驚くべきパワーを秘める「ZONE」能力に対し、ポイントを絞り、分かりやすく解説して下さるのが今回の講師、「竹中洋一」先生です。
【 竹中 洋一(たけなか よういち) 先生 】
昭和41年8月20日大阪豊中市生まれ。
幼少の頃から様々なスポーツに取り組んできた中で培った様々な経験を活かすために、柔道整復師の免許取得後、スポーツの現場にも出向いてスポーツトレーナーとしての活動も行なう。メンタルトレーニングアドバイザーの資格も取得。
現在、スポーツでのメンタルトレーニング指導を通じて未来を担う子供達の、心に火をつけ、潜在能力を引き出して夢や願望目標の達成を支援するセミナーやチーム指導、子供達や父兄、教職員を対象に心を熱く燃やし、やる氣・元氣を湧かせる講演活動やイベント・交流会などにより、人々が情熱メンタルで心豊かな人生を送るための実践ノウハウを指導している。
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「まずはリラックスする事から始まります…」と会場を見回した竹中先生。皆さんに「立ち上がって下さい」と呼びかけると、息を吸う→両太ももに力を入れる→息を吐く→力を抜く、といった一連の動作を指示されました。 そして同じ動作を数回続けた後、両腕、お腹、顔の筋肉にも同じアプローチを行い、さらに「蛸踊り」と称する全身振動体操も取り入れながら、体中の筋肉を緩めるように指導なさいました。
「次にコミュニケーションをとるトレーニングを行います…」
参加者は次々と出される指示に戸惑いながらも、それぞれのパートナーを見つけていきます。ここでのコミュニケーションとはお互いの手の平を左右交互に50回合わせるといったもので、それが終わると今度は手を叩く動作を組み合わせたコミュニケーションを行います。
やがて時間経過と共に笑い声が響き渡り、優しい空気と協調性が会場に漂い始めました。
「心の中で豊かさが得られているかどうか…それが大切です」
竹中先生は、参加者を座らせると会場を見渡しながらそうおっしゃいました。
「スポーツを通じて伝統と未来を担う人材を育てられないか…との思いから私はこのような指導を行うに至りました。元は整骨院経営の身でしたが、色々な出会いを経て今はスポーツメンタルトレーニングに全力で取り組んでいます」
会場に映し出したプロジェクターを従えて竹中先生は熱く語りかけます。
「スポーツ選手がどの程度の集中力を持っているかを知る事は大変興味深いテーマです。ここで1つ簡単な実験を行ってみましょう。今からこのプロジェクターでダーツの的を20秒間映しますので、そのままじっと見つめて下さい。その後目を閉じて瞼の裏に残像が何秒残るかを体験して頂きます」
言われた通りに映像を見つめた参加者は、合図と共に目を閉じてそれぞれの残像時間を体験して行きます。
「目に入った情報がしっかりと脳に映るのは情報の通りが良い、という事です。私どもの実験では一般の方が20~30秒程度なのに対し、国体レベルの選手で1分、オリンピック選手に至っては3分以上もしくは残像が瞼の裏から消えない、という結果を得ております。
この残像が意味するモノ…それは持てるエネルギーの全てをいかに見ることだけに集中できるか、すなわち心と身体の動作をどれほど同調させ得るか…といった能力レベルの露見なのです」
頷く参加者に対し、竹中先生はさらに興味深い体験を演出されます。
「自身がどの程度の集中力を持っているか、を知る事も大変興味深い事実の1つです。再度簡単な実験を行ってみましょう。先ほど皆さんの手元に2つのテニスボールをお配りしましたが、今からそのテニスボールを重ね立てて頂けませんか?」
当然の事ですが、2つの丸いテニスボールを重ね立てるには集中力が必要です。当然会場全体が1つの作業に没頭し始めます。やがて幾人かの参加者がテニスボールを重ねる事に成功し始めました。
「人間は食べたいと思えば食事を、行きたいと願えば移動を行います。つまり心と身体(行動)という別個の世界を同時に生き得る存在なのです。集中状態とはそれら2つの世界を現実というマスの中で同調させる有効な手段の1つなのです。
つまり先ほど体験された「テニスボールを重ね立てたい」という願望実現には、集中力が必要不可欠である事を認識させるプロセスがあった、という訳ですね」
「ある目的を持って集中すると全ての脳神経がその目的の為に働き出します。蓄積された過去情報の検索、入力された新情報との組み換え…やがて新旧情報の統連合が神経細胞に作用し新しい概念が生まれる…その繰り返しにより人間の精神レベルは成長して行くのです。
それら壮大な精神成長への道のりを根底で支える仕事も集中力の大きな役目の1つといえるのではないでしょうか」
このように集中力の大切さを説明される一方、私達が集中できない原因についても竹中先生は言及されます。
「まずは集中する習慣がない、という事実に目を向けねばなりません。次いで集中力へのピントの甘さを挙げる事が出来るでしょう。例えば「見る」という行為1つとっても「見る→見ようとする→注意深く見る」といった3段階のレベルに分ける事が出来ます。
他にも疲労、雑念による心身の抵抗、否定思考、感情、環境、食べ物などが集中を妨げる原因として挙げられます。
目標達成の為には、これらの要因を一刻も早く取り除き「目標に対し、いかに集中出来るか」が大変重要となってくるのですが、この問題に対する明確な解答の1つとして「選手も指導者も楽しみながら能力を伸ばす」という方法があります。
それでは早速その方法をご紹介する事に致しましょう」
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ここまで話された竹中先生は、先ほどのテニスボールを各自持ちながら幾人かでグループを組むよう指示されました。 そして交互にテニスボールを投げ受ける、地面にワンバウンドさせて投げ受ける、隣人にボールを投げグループ内でボールを回し続ける…これらをそれぞれ50~100回程度行わせ、その心理状態を体験させました。場が暖まるにつれ会場には笑い声が響き渡り、楽しみに満ちた表情が見受けられるようになってきました。
その状況を確認した竹中先生は再度説明を始められました。
「どうでしたか皆さん、楽しく運動できたようですね(笑)。ここで1つ確認して頂きたい事があります。それはボール立てや投げ受けといった行為自体に重きを置くのではなく、その時の心理状態で仕事を遂行する事こそが大切だという概念です。
先程のボール回しでは、皆さんの内面において「自身やチーム内においてボールを上手く扱えるように最大限の集中をしていた」筈です。結果、目標を達成し、皆で笑う事が出来ました。同じような事が仕事や勉強にも当てはまるのです。 つまり勉強という行為そのものが大切なのではなく、理解し記憶できる心理状態に集中していく状態こそが大切なのです。
イメージをしっかり持って行動すれば人間の身体は自動的に動きます。自動動作が出来るほどリラックスしていればホルモンバランスも良くなり、より身体がスムーズに動きます。
結果、目標を達成することが益々容易になるという訳です」
「夢(目標)実現の出来ない人には集中できない要因と同じもの~夢のピントが甘くイメージが不鮮明、失敗への否定観念、不安の先立ちによる否行動などが見受けられるような気がします。
夢を実現するにはそれらに捕らわれる事なく、生活環境、習慣、感情、集中力のコントロール、目標の明確化、細分化、簡単化、達成イメージ、実践計画の実行が必要といえるのではないでしょうか」
ここで竹中先生は、師「長谷川先生」 が独自に編み出された 「最優先目標達成プログラム」 を会場に配るとその取り組み手順の説明を始められました。ここでその内容を詳しく申し上げる事は出来ませんが、プリントに書かれた項目を順次こなしてゆくと、いつの間にか自分に必要な目標が設定されている、という良く考え練り上げられた大変優秀なプログラムなのです。
先ほどから「集中力の大切さ」を体験された参加者は文字通り「集中力を発揮して」各自のプログラムに取り組んでいきます。
皆さんが一通りのプログラムをこなし、夫々の目標が明確になった段階で竹中先生は最後のお話を始められました。
「こうやって「大きな目標」を「行動可能な小さな目標」に設定し直す事で夢は達成されてゆくのです。 その過程においては必ず「心を集中させ、身体が熱くなる」場面が訪れますが、その状況こそが「ZONE」状態なのです。
この時皆さんが取るべき行動は、頭の中をクリアにし、更なる集中によって目標を確実な結果に変える為の「作業」そのものなのです」
「私にとってスポーツにおけるメンタルトレーニングから人間の持つ潜在能力をいかに引き出させるかは、とても重要なテーマの1つであり、且つ人生のあらゆるシーンにおいて応用の利く普遍的な事実であると信じております。
潜在能力のレベルアップを計る上で最も大切で、生命の源でもある心のエネルギー 「情熱」 にどうやって火をつけ集中力を向上させるか~その状態に身を置き、得られる夢実現をいかに完結させるか~そのような皆さんにもっともっと知ってもらいたい世界、そして夢実現への実践ノウハウを体験学習を通して学べる講座というものに私は大きな未来と可能性を感じております。
またいつの日かこのように皆さんとお会いできる日を心より楽しみにしております」
このように話された竹中先生は参加者を2列に並べ、全員が全員と握手した後に本日の講義を締めくくられたのでした。
気軽な雰囲気の中で本当に気持ちの良い「体験」や「知識」に触れ合うチャンスなんてそうそうあるものではないですよね。これを機会に好奇心一杯の気持ちを鞄に詰めて、会場まで足をお運び頂ければ幸いと存じます。
スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
それでは次回のホロンPBI主催の「 上質人生大学公開講座 」を楽しみにしていて下さいね。楽しいこと、不思議なこと、そしてあなたの人生にちょっとしたエッセンスを加えることが出来ること請け合いです。 どうぞご期待下さい。







