2004年1月
平成16年(2004年)の時運の観望
小林 美元先生
新年明けましておめでとうございます。
新年を迎えるにあたり、それぞれの目標に新たな気持ちで進んでいこうと決意された方も多いことかと存じます。 私どもホロンPBI主催の「バーチャルホロン大学公開講座」も、さらなるパワーアップを誓い、これからも皆様方に素晴らしい世界をどんどん紹介していきたいと思いますので、本年もどうぞよろしくお願い致します。
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さて本年最初のバーチャルホロン大学公開講座は「これを聞かなきゃ一年は始まらない!」と年初企画の通例に従い、小林 美元先生による「古神道的見地から見た今年の時運」を占って頂く事と相成りました。題して「平成16年(2004年)の時運の観望」です。
とっ、その前に、今回の講座を担当して頂く小林先生の略歴を申し上げておくことに致しましょう。
【 小林 美元(こばやし びげん) 先生 】
昭和2年・台北に生まれ、台湾総督府台北高等商業学校在学中に学徒動員令により、海軍第4艦隊高雄警備司令部に勤務をされ、その従軍中に生死の数々を深刻に目撃し続けてこられました。戦後に同校を卒業され、昭和30年に熱田神宮学院にて神職の資格を取得し、同年、熱田神宮出仕拝命。以来、熱田神宮宮掌奉仕12年、熊野本宮大社奉仕1年、大神神社奉仕11年、石切釼箭神社奉仕13年の合計37年間にわたり神職として過ごされ、その後、欧米人の神道研修会指導のために5回、その都度1ヶ月にわたり、フランス、イタリア等に出向されたこともありました。現在は古神道研修のリーダーとして東京・大阪・京都・西宮・神戸等で研修会を主催する傍ら、執筆活動による著書実録 ヨーロッパの神道研修を平成2年1月 天皇・皇后両陛下に献上。天覧、台質を賜るに至っておられます。
今回も、新年第一回目に関わらずたくさんの方々においで頂いた結果、会場にご用意させて頂いた席数いっぱいとなる盛況ぶり。参加者の男女比率も半々で、幅広い支持を得ていることを今年も実証する形となりました。改めて小林先生の人気の高さを垣間見る思いが致します。 早速壇上に立たれた小林先生は新年の挨拶もそこそこに、今年の傾向を表すキーワードを元に講義を始められました。その注目のキーワードは「20世紀」! 21世紀の日本を語るべく20世紀からの持ち越し事象を語る小林先生、まずは「負の遺産」から紐き始められました。
慣れた手つきでホワイトボードのペンを取り、ひとつひとつの事例を簡潔に説明される小林先生。 手始めに「人口増加」について話されます。
「1970年代から語られ始めた人口問題。中国をはじめとして爆発的に人口が増えて参りました。現在、この地球上には国連発表で63億人もの人々が暮らしていると言われております。地球の大きさと比べてあまりにも増えすぎた人口。未だ人類は自らの生存条件に対しての基本的な見通しを見出せない状況です。
次いで増えすぎた人口に見合う、人々が日々口にする食料問題。この食料生産が人口増加に追いつかなくなってきております。さらに資源の枯渇問題。石油をはじめとする地球資源には限りがあることがよりハッキリとして参りました。そして最後に人間が暮らす上で吐き出されるゴミの数々。この人間による環境汚染問題も無視できないレベルに達しております」
一気に話される口ぶりに静かな熱意がほとばしります。
「20世紀から21世紀に橋渡しされる瞬間、人々は新世紀における輝かしい未来を期待しました。が、その期待とは裏腹に21世紀になって早4年、人類はなんら解決策を提示することなく問題を持ち越し続けております。21世紀という世界には、この持ち越された「負の遺産」を解決する作業が求められているのです。
人々がグローバルに移動し、様々なものが縦横無尽に行き交うこの世界を読み解く事は年々難しくなっております。私も益々苦労するようになって来ましたが、この複雑なる世界を見渡すにおいて幾つかのキーワードが存在します。
その注目すべき言葉の一つに「闇」という文字が存在します。「闇」は「音」を「門で囲う」と書きます。つまり「闇」を解消するには「音」を解放せねばならないのです。かつて天照大御神が岩戸にお隠れになり、世の中が闇に覆われた時も歌と踊りで光を取り戻す事が出来ました。
どうか皆さん、今日の困難な世界においても大きな声を出し日々元気に精進して行こうではありませんか」
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「年頭にあたっての観望には、いつもの通り「数霊(かずたま)」を使用致しました。さらに「九星学(=気学)」や「易学(易経=帝王学)」も加味した上で総合的に判断させて頂きました。この見方を元にして、古神道的見地から見た「卦」や「干支の巡り合わせ」によって今年の日本の観望を述べてみたいと思います」
小林先生は再びホワイトボードに向かわれました。
「今年は2004年で数霊としては「6」にあたり、干支は甲申(こうしん・きのえさる)になります。干の「甲」は亀の甲羅の象形文字であります。この「甲」の意味するところは、固い殻を被った物の総称として、新芽を守るうろこ状の固い皮を指します。長い冬の季節から春になって漸く芽生え、革新の行動を始めることを意味します。
次に、「申」は支の第9番目で、雷光の光り走る象形文字で、稲光のように光り走る、伸びる、伸長することを意味します。
そこで、甲申の年は革新に当たって自らを新たにし、行動を慎重に丁寧に行えば、改革の事業が伸長するという年になるのです」
「今や地球温暖化が深刻となり、そのための異常気象がもたらす環境の大変化が予測されます。テロの激化も深刻化し、世界大戦への危惧もあります。中東地域諸国は消耗戦の度合いが濃厚で、中東和平については停戦交渉の余地もテロにより、水泡に帰します。
北朝鮮は交渉に汲々となり、交換条件の持ち出しにより核廃棄、拉致問題共に先送りとなります。さらに発展途上国の内乱、難民、食糧難により世界の大勢の恒常的な安定は遥かに遠いと見られます。
地球温暖化による異常気象は、水位の上昇や旱魃(かんばつ)、洪水を引き起こし深刻な環境汚染や病原体をもたらします。日本列島には熱帯性の感染症が広がり、南アメリカやアフリカ諸国は旱魃の予防が切望されます。」
「小泉政権は存続されるが、危機と混乱により不安定で構造改革も遅々として進みません。行革推進の地方政治は成功よりも失敗が多いと見られます。
金融に関してはさらに不良債権が生じ、倒産する金融機関が続出すると思われます。銀行の統合はさらに進み、失業率は高く、倒産増の傾向となります。
イラクへの自衛隊派遣はテロの攻撃目標となるので、対応策が肝要であります」
「冷害により米、大豆、トウモロコシなどの穀物の不作に対する対応策が急務となります。主食のみならず異常気象による野菜、果物、肉類の高騰や、原油の輸入が阻まれる事によるガソリン、軽油の高騰が顕著になってきます」
「一方明るい材料としては、国内における科学技術と研究レベルが向上し、新たな機械部門とIT分野での新技術が開発されます。デジタル家電、情報産業、サービス業も進歩し、経済界に良い効果をもたらします」
「昨年10月に起きた太陽フレアの影響によって、前例のない犯罪が増加します。不法入国者も増え、サラ金や暴力団関係の詐欺商法も増加すると見られます」
「円相場は、上半期は安く、下半期は高値となるペースで推移します。株の動きは、冬は下落気配、春は上下降を繰り返し、夏に軟弱で小安く、秋は下げ気配が強くなり、年末は横這い気味となると見られます」
「天象は、平年並みの気温、気象であるが、梅雨はぐずる模様です。夏から秋にかけては雨型台風が続き、洪水と山崩れ、崖崩れ、土壌汚染、大気汚染に注意を要せねばなりません。
地震は、北海道、東北、茨城、房総半島、四国、九州、沖縄の島々が危険信号となります。南海・東南海の大規模地震はない模様です」
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さらに小林先生はフォトンベルトについても言及されました。(注:銀河系の中にひときわエネルギーの高いドーナッツ状の光の帯があることが、ハレー彗星の発見で有名なエドムンド・ハレー氏によって発見されました。これがフォトンベルトと呼ばれているものです。現在は人工衛星によってもその存在が確認され、写真にも撮られています。フォトン(光の粒子)振動数は7.8ヘルツのα波と考えられています)
「太陽系は銀河系の中を一定の速度で周回していますが、2000年周期で、このフォトンベルトの中を通り抜けるといわれています。
そして今また、太陽系がこのフォトンベルトに入りつつあるのだそうです。
一説によると去る2000年に既に太陽がこの中に突入しており、2013年までには太陽系がすっぽりと入ってしまうと予想されているのです。その結果2012年12月20日ごろを境に地球もフォトンベルトの中を漂うことになるのだそうです。そしてなぜかこの日に「マヤ暦」が終わっているという不思議な偶然があります。
これが何を意味しているのかは私には分かりません。しかし、御霊(身体、精神)霊性の向上が霊魂を現在の3次元から5次元へ引き上げるきっかけとして「天~光~地」の繋がりを光粒子や波動が担っていると考えるのは自然なものだと私には思えるのです」
最後に小林先生はこのようにおっしゃられました。
「古来より「闇」をひらくには、よい音、よい唄が肝要であります。大きな声で歌い、自分と周りが楽しめるように心がけましょう」
この一言を言い終わられたところでちょうど終了時間となり、用意された2時間を使い切っての「平成16年(2004年)の時運の観望」となりました。
今回も観望を述べるにとどまらず、宇宙と共に在る私たちの存在を、堂々と真正面から訴えることに重きを置いた「甲申」の小林美元・バーチャルホロン大学公開講座となりました。
気軽な雰囲気の中で本当に気持ちの良い「体験」や「知識」に触れ合うチャンスなんてそうそうあるものではないですよね。これを機会に好奇心一杯の気持ちを鞄に詰めて、会場まで足をお運び頂ければ幸いと存じます。
スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
それでは次回のホロンPBI主催の「 上質人生大学公開講座 」を楽しみにしていて下さいね。楽しいこと、不思議なこと、そしてあなたの人生にちょっとしたエッセンスを加えることが出来ること請け合いです。 どうぞご期待下さい。







