2003年10月
『占い』を解体してみる
難波 双六先生
今回のバーチャルホロン大学公開講座は聞かれた方、全てがびっくりする事請け合い!今の時代だからこそ一聴の価値有り…の、『占い』を解体して見る~易、気学にみる自然現象のシンクロニシティ~」をお送り致します。
日出る国、我が日本はもともと太陽が移動する東西軸を基本に年中行事を行ってきました。太陽~星~そして宇宙…神秘の狭間から生み出された、易、おみくじ、干支など私たちの生活に密着した『占い』には驚くべき秘密が隠され、切り株の年輪を読み解くように輪廻の誘いに導かれている…
今回の講演では、言霊予知術宗家の難波双六先生に、脅威の的中率を誇る日本の『占い』の知られざる側面を伺いながら、ちょっと先の近未来の予測までお話していただく事に致しましょう。
【 難波 双六 先生 】
言霊予知術宗家。実用的な占いの書「新版・言霊予知術(浪速社)」は10年来の静かなロングセラー。1974年に「空飛ぶ円盤(UFO)」と接近遭遇。1980年には目前数メートルの至近距離で撮影に成功した経歴を持つ。写真集「未知の彼方へ(同)」は内外のUFO研究者の注目を集めた。大脳を受容器として活用する水脈占い、ダウジングの分野では、米国のトップザウダ―、ビル・コックス氏の協力により渇水地における学校や工場での大量プライマリーウォーターの鑿井や温泉探知などで成果をあげた。「直感と環境テクノロジー(同)」はコックス氏他との共著。米科学探求協会会員。
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時間通りに壇上に立たれた難波先生。大きく一呼吸置いてから会場を見渡されました。そして笑顔で天井を見上げました。「私は自分が不思議だと感じる体験を重ねているうちに、自然とこのような分野に足を踏み入れていたのです」
そ してご自身の体験から世の中の不思議を考え尽くすと、何時の間にか『占い』の世界に辿り着いてしまったのだそうです…あっ…いよいよ難波先生が本格的に話し始められましたよ。静かに、静かに…
「近代民主主義では…」いきなりお堅い話からの始まりです(笑)
「数の多いグループの意見を良しとする多数決の原則が一般に認知されています。しかし元来の日本において、総意の取りまとめは全員一致の原則が一般的でした。1人でも意見の相違があれば納得するまで話し合う。とにかく徹底的に話し合う。そうして意見の一致を求めるのです。しかし、場合によっては意見がまとまらない時も出てきます。そのような事態に陥った時は一体どうするのか。そういった状況を打開する過程において一つの指針となった方法の一つが今日これからお話する『占い』なのです」
「元々『占い』とは「裏をなう(縫う)」と言われていました。織物を作る過程で表地(目に見える)と裏地(目には見えない)を織り成すように物事を一つにまとめてゆく意味が込められていたのですねぇ」
なるほど!と会場の皆さんも納得の表情です。
「そういった意味に具現性を与える一つに「星」があります。最近は夜が明るくなってしまって中々星を見る機会も減ってしまいましたが、本来、星は身近な存在であったのです。なぜなら自分達の生活と星は一体化していたからなんですね。太陽が沈むと月が出て、月が沈むと星だらけの毎日~つまり昔の人にとって星は本当に身近な存在だったんです」
「暦(こよみ)は日読み(かよみ)であり太陽を読むことでもありました。太陽が昇り、沈む。そのリズムの中で一日を考えていたのですね。そして長い年月の末、暦が生まれました。太陽は誰でも分かる基準とでも言うべき存在です。その考えが太陽信仰を生み、天照大神の話を語り継がせたのです」
「その一方で月はどう考えられていたのでしょう。月は太陽光の反射の一部ですよね。つまり月も太陽エネルギーの一部なんです。太陽や月、そして夜空を彩る星座は昇る位置が決まっています。それを日々の生活のもと毎日眺めていた人間は、そこから法則性を考え出したのです」
おっ…いよいよワクワクするような話になってきましたね(笑)。さて、ここからは先生がお話された内容を掻い摘んで記述することに致しましょう。
「昼は太陽が支配し、夜は月が支配します。これら太陽(日)と月が合わさって易が生み出されたのです。日と月。この一見対照的な関係は、それこそ陰陽そのものであります」
「陰陽から五行説が考え出されました。五行とは木火土金水(モッカドコンスイ)の事です。風・火・地・水はギリシャ時代には考え出され、後の時代(空海の時代と言われています)に地・水・火・空・風と進化しました。古代の哲学者はこのように考え、その思想は面々と受け継がれていきました。そして、現代。木火土金水に日(太陽)と月を加えると何になると思いますか?(参加者の顔を見ながら…)おっ、気づくのが早いですねぇ(笑)。そうですね、一週間になるんです。こうして、古代からの贈り物は今でも日常生活に溶け込み、切っても切り離せないものとなっているのです」
「ここで風水の事にも少し触れておきましょう。風水は東西南北を見るのが基本ですが、それぞれに対応した意味があります。南は暖かいので赤。南の夜空に見える火星が守護星となります。西は白。西の夜空は宵の金星ですよね。北は黒。黒く深い沈黙を持って静かな存在となるは水なんです。そして東。東から上がる星は木星。対応するは青や緑といった色になります。まとめて言えば南は火。陽の極です。対して北は水。陰の極ですね。東は木。西は金地となり、陰陽五行説と風水は対応していると言えるのです」
「干支の話も外せません(笑。ここで壁に掛かる時計をマジマジと見つめて…)。時間がないのでサラッと行きますが(笑)干支は十干十二支で成り立っています。例えば乙はキノト(木)、丁はヒノト(火)、己はツチノト(土)、辛はカノト(金)、そして酉はミズノト(水)となります。全て木火土金水に対応しています。これらの組み合わせは60通りとなり、60年後に同じ組み合わせが巡って来ます。つまり60年周期ということですね」
「皇紀元年は西暦でいうと西暦マイナス660年という事になりますが、上記の組み合わせでいうと辛酉となります」
「九星は1から9までの数字に深く関係し、十二支は木星の公転サイクルの12年と呼応します。これら9・10・12の最小公倍数は180となり、悠久の彼方から気が遠くなるような年月を繰り返し繰り返しやって来ました。その繰り返しを推測するのが『占い』という訳なのです。余談ですが「暦」は日の文字を抱え、日々動き繰り返す事を意味しますが、歴史の「歴」は止まるの文字を抱えています。つまり(止まっている)=(年号で表せる)という事なんですね~」
「1969年7月16日はアポロが月面に着陸した日ですが、この数字にも不思議な意味があります。1、9、6、9をそれぞれ足すと25になり、さらに足すと7になります。同じように16も足すと7になり、元々一桁の7月を並べると777となるのです。7は変身の意味を持ち、人類にとって新しい時代に変身した事を表すのです。ちなみにキリスト教で忌み嫌う数字として666がありますが、あの阪神大震災の年を計算すると、これが6になるのです」
「ここで2003年を見てみましょう。足すと5になる今年は九星六白。2004年は6となり五黄土星。2005年は7でいよいよ変身の年なのです。このように切り口を良く観察すれば、まるで年輪のように世の中の事が見えてくると言えるのですね」
ここで難波先生は、会場に来られ受講されていた「ばーば佐智子」先生に壇上に上がってもらうように促されました。「ばーば佐智子」先生は著書「西暦2005年・第二の「敗戦」がやってくる~干支に隠されたMW(ムウ)波動60年周期の真実~(浪速社)」において「歴史を変えるのは、政治家や実業家などではありません。60年周期の巨大な波動を持つ「時代のエネルギー」こそが変革の張本人であり、干支に秘められたMW波動の発見により、バブル崩壊後の世相を解読し、近未来の日本の姿を大胆に予測する事が出来ます」とおっしゃっておられる方なのです。
壇上に上がられたばーば佐智子先生は押し迫った時間を気にしながら、テキパキと流れるようにホワイトボードに書き記し始めました。
「先ほど難波先生がおっしゃられた60年周期を具体的に紐解いて見ましょう。今年2003年の60年前は1943年。つまり昭和18年にあたり、戦争の真っ只中に日本は存在していました。2004年は昭和19年、2005年は昭和20年で終戦の年です。時代が60年周期で繰り返しているとするならば、今年は崩壊に向かっての最終段階に突入する年だと言えます。来年は終戦前年。当時大本営は負け戦を必死に隠し、連日連勝と言い続けました。そして再来年にあたる昭和20年にあえなく終戦。ここで人々は真実を知らされます…どうです。現在の金融危機とあまりにも合致していませんか?
政府は来年にあたる平成16年7月に1000円札と5000円札の切り替えを予定しています。私はこれを貨幣価値の切り替え準備だと見ています。60年前の日本は、国が戦費を賄う為に軍事国債を発行し続けました。そして終戦と共に軍事国債は無効となり、同時に新札への切り替えで旧貨幣は紙くずとなりました。
現在の日本は予算の赤字を埋める為に国債を発行し続けています。もはや返せるレベルではないのは承知の事実です。しかし国は「必ず返します」と言い続け「赤字を克服します」と発表し続けています。
さらに、数年前からペイオフの話が続けられています。日本人の総資産の算出は難しいのですが、仮に一般市民の資産の大元である不動産…わかりやすくマンションで考えてみましょう。
平均相場としてマンション購入価格を3000万円から4000万円辺りとしてみます。政府は数年前からペイオフによる預金保証は1000万円であると言い続けています。マンション購入金額の4000万円と比較して1000/4000で0.25%。つまり国は金融崩壊後に1/4の返却保証を考えているのではないかと思うのです。
金融崩壊へのカウントダウンは紙幣切り替え、ペイオフの発表など着々と布石が打たれています。
そう、60年前の戦前、軍部増長による戦線の拡大はバブルとダブり、戦線の縮小を認めることなく繰り返し続けられ戦意高揚を狙った大本営発表は、今の政府による金融危機の回避の発表に重なります。その後に何がやってきたのか…」
シーン…会場は水を打ったように静まり返りました…
皆様の預貯金を始めとする資産管理は万全でしょうか?
目に触れ易い情報だけを見るのではなく色々な見地から色々な見方をしなければ、この激動の時代に波を乗り切るのは至難の業と言えるのではないか…そのように考えさせられる2時間でありました。
気軽な雰囲気の中で本当に気持ちの良い「体験」や「知識」に触れ合うチャンスなんてそうそうあるものではないですよね。これを機会に好奇心一杯の気持ちを鞄に詰めて、会場まで足をお運び頂ければ幸いと存じます。
スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
それでは次回のホロンPBI主催の「 上質人生大学公開講座 」を楽しみにしていて下さいね。楽しいこと、不思議なこと、そしてあなたの人生にちょっとしたエッセンスを加えることが出来ること請け合いです。 どうぞご期待下さい。







