特別講座レポート

2012年4月
播磨陰陽師講座 / ~ テクノドリーマー養成講座・Part1 ~
尾畑 雁多(おばた かりんど)先生

尾畑 雁多(おばた かりんど) 先生

1960年、赤穂浪士の子孫としてこの世に生をうける。

先祖代々、赤穂武士の間に伝わっていた古式陰陽道を伝承する播磨陰陽師の末裔として、幼い頃より様々な霊体験を通して、一子相伝の秘術を習得する。古式陰陽道の伝承は、歴史的に「謎の集団」として知られる播磨陰陽師たちのもつ呪術・霊術から武術・戦略や武家の風習にいたるまでの多岐にわたるが、特に当家の伝承は、古くは物部の祭祀に起因する夢操り・夢伝え等の、独特な夢の世界に関する伝承と、その世界から現実に影響を与え変更すると伝わるノウハウを有する。

 

 

 

「毎回皆様にご好評を頂いておりました 「夢の構造」シリーズは、今回より 「テクノドリーマー養成講座」 として新たな展開を行いたいと思います。新シリーズのテーマは “夢を活用することで皆さんの能力を進化させ、効率よく夢を実現できるようになること” です」

尾畑先生が新たな講座への意気込みを、会場の皆さんに話されました。

 

「今回は夢の活用技法の基本、「夢操り」 についてご説明します。夢操りとは夢を自在に操る技法で、これを理解すれば自分が望む夢を見て潜在意識をも操れるようになります。すると気力の減退による心の老化を防止することができ、気力の充実により知能や運動能力の向上も見込めます。これは今までの人生で出来ないとあきらめていたことが出来るようになることを意味します。このように人間としての能力と元々備わっている霊力を向上させ、結果 「あなた自身が進化する」 ことができるのです」

 

「夢の世界を操るには夢の世界を自由に動き回れる能力を会得する必要があります。そのためにはまず夢を夢と認識することが大切です。次に身体を自由に扱えるようになる、つまり運動をする必要もあります。夢の世界で身体を自由に扱うためには現実世界で身体コントロール能力をアップさせ、脳の未使用域を活性化させ、周囲状況の把握能力を向上させるのがよいと伝承されています。そのため私たち播磨陰陽師は播磨御式神内という武術をおこない自身を適切に鍛えているのです」

 

「身体を鍛えるといっても無理をする必要はありません。また体力増強に注力するわけでもありません。あくまでも身体感覚を研ぎ澄ますのが目的です。ですから年齢と共に技術が上達し、老いて神業となるのです。霊力には武術が不可欠と覚えてください」

 

 

「播磨陰陽道では運動のほかにも睡眠、食事についても大切なポイントがあると伝えています。まず睡眠を眠る=死、起きる=再生と考え、睡眠によって次の三点、①機能低下の防止、②機能の活性化、③人間力の向上を図る、とします。①は疲れたから寝る、の意味です。②は肉体の活性化により元気、気力を回復させます。それにより第六感が働き、神のような力を宿す=神技を得ることができます。行為としては規則正しい睡眠(特に起床時間)を重視します。③は就寝前に夢の世界に任せることを熟考することにより、脳内で思考の続きを行うのです。それにより天から降ってきたかのような神に通じる力=神通力を得ることができます」

 

「食事については、まず身体機能の維持として必要なものを必要なだけ食べることです。二つ目は重くて中身の詰まっているものを食べるように気をつけます。また、土地のもの、先祖が食べていたものをよく噛んで食べることにも注力します。播磨陰陽道では呼吸も食事と考え、祝詞でも 「聞こし召せ」 と唱えます。これは 「人間の唱える美しい言葉をどうぞお召し上がり下さい」 という意味です」

 

 

ここまで夢操りをおこなうために先立って必要なポイントを述べられた尾畑先生は以降、具体的な技法についても述べられました。

「現実世界で自転車に乗れない人は夢の世界でも自転車に乗ることはできません。夢の世界を活用するには現実社会で身体を動かし、食事をし、よく眠ること、つまり生活を楽しむことが必要なのです。そうすることで身体や心の老化を防止、活性化し、未知の領域を広げ、夢操りをおこなう手立てを手にすることができるのです。また人生は有限ですからそれらの手立てを効率よく会得する必要もあります。そのためには播磨陰陽道の三つの技法を活用するのが早道かと考えています」

 

「まずは呼吸法です。できるだけゆっくりと鼻から吸い、吸い切ったら一旦呼吸を止め、口から吐き出します。これを三回繰り返してください。これによって通常の呼吸もゆっくりとしたリズムとなり、霊力も強化されます。播磨陰陽道では鼻は息を吸う場所、口は息を吐く場所と定義され、同時に人の魂は鼻から入り、口から出て行くといわれています。また、呼吸は死と再生と同意語であることから、睡眠と同じ効果を得られるとも考えられております」

 

「次は観想法=イメージです。まずは目を閉じて頭の中に真っ赤なものを想像し観察してください。次は真っ白な状態、そして真っ青な状態を想像してください。これができたら、真っ赤な状態に炎のイメージを加えてください。暖かさや光の揺らぎなどが感じられると思います。次に白い状態で全身が光に包まれているところをイメージしてください。真っ青な状態では海をイメージしてください。この観想法を繰り返すことにより、ひとつのイメージから別の感覚をつなげ広げることができるようになります。これにより脳の働きを意図的に一定方向に導き、夢を変え、現実を変えることができるようになるのです」

 

「三つ目は腰の周りという技法です。これは真っ直ぐ前を見て立ち、左右に上半身をねじる動作をおこなう訓練です。この際、頭を中心に回転できるように気をつけます。これにより腰、手の付け根、足首が鍛えられ、人間が四足で歩いていた頃の野生の意識をコントロールできるようになります」

 

「上記三つの方法を理解したら同時におこなってみてください。すると心と身体の軸が一致するようになり、身体コントロール能力が向上します。そうすることで先ほど説明した 「現実世界でできることが夢の中の世界でもできる」、つまり 「夢の世界を自由に動き回るコントロール能力」 を手に入れることができるようになります。夢の世界を自由に動き回ることができれば、そこで出会う存在からさらに適切なことを教わることができ、結果、現実世界を自分の望むものに変えることができるようになります。これが夢操りの技法なのです」

 

最後は尾畑先生によるお祓いで今回の講座は締めくくられました。

 

 

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