上質人生大学

定例講座

楽しい俳句
~俳句を始めてみませんか?~

過去の俳句会報告 <第二十一回~第三十回>

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◆ 第三十回 <初めての俳句>報告 ◆

 今年最後の俳句会はりんごとみかんの香り豊かな美味しい会となりました。
 参加されている方がぐんぐん実力をつけて上手になっていらして講師もびっくりの楽しい会となっています。
  俳句でとても大切なのは着眼点で自分の「心が動いた」「何か響いた」というその元になるものを描き出すことが重要なのです。
  あとは、それをどう表現するか、つまり「表現力をどう磨くか」ということで、これは経験をつんでいけば少しずつ上達していくものです。
  教室の中で添削してもらって俳句が見違えるように変化(?)するのを目撃するのはすごく面白いですよ。
  来年は2月7日の夜にお待ちしています。

<作品紹介>

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選者 千原 叡子

やや遅れ来し人迎へ納句座
届きたる香やみちのくの林檎むく
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  来年こそ来年こそと年の暮れ  有里
◎後悔も飲んで忘れる忘年会
  除夜の鐘掃除を終へる合図とし
○クリスマス心に染まる街の色

○筆文字で一言そへる年賀状   雅樹
  年越の挨拶回り大切に
○去年より一日早い冬休み

  つひつひとのれんをくぐりおでん喰ふ  雄次郎
○恩師へのお歳暮持ちて同窓会

  生垣のみごとに変身する聖夜   恵子
  空青く鳩群れ黄落の絨毯

  クリスマスツリー見上げて息をのむ   良子
  風邪ひいて今度は腰が痛くなり
  ストーブの特等席は猫にやり
  車の陰猫の親子を見つけたる

  初雪やオフィスの窓に娘らの顔   YOKO
  山寺の廊里々と冷たから
○寒天に届け護摩焚く炎かな
○歯切れよくりんご食む音美男美女

 

 

 


《林檎》

◆ 第二十九回 <初めての俳句>報告 ◆

十月末にいきなり木枯一号が吹き、季節が急降下で冬に突入というめまぐるしい変化の中での俳句会となりました。
 今月は講師が自宅の庭で実を結んだ通草(あけび)を持参。なつかしい思いで俳句を作られた方もありました。
 また、一人一人に小さな蜜柑や西条柿がプレゼントされ、実りの秋らしい美味しいにぎわいも楽しみました。
 今回のハイライトは修氏です。いつも寡黙な大人のムードで参加されている修さんの「虫の音」の俳句は講師含め全員の賛同を得た大人気俳句となりました。
 次回もとても楽しみです。
 次回は十二月六日(月)年内最後となりますね。
 十二月の句会では恒例の俳句カレンダーの配布がありますので、ぜひ、久し振りの方も楽しみにいらして下さいね。

<作品紹介>

○通草みて子供にかへる母の  有里
  七五三親の嬉しい晴れ姿
○青写真大人になっても宝物

  冬映えて真っ赤に染まる水木の実   恵子
○いつからか二色になりし庭の萩
○掲げど又落葉に悩むけやきの木

○大根の葉の青々と積まれたる  愛子
  団栗を拾うて戻る神社道
  紫のたべ方知らぬ通草かな

  野に咲きしコスモス手折りなき父母   修
○寄れば消え去れば奏でる虫の声

  白壁に回の色合いうつし出す  KEN
  みかん食べ炬燵の温かさ思ひだす

  炉を開く苦労を思ひする稽古  隆子

  珍らしや通草に何度も鼻を寄せ   良子
  落葉していつもの道があざやかに

  山里の句ひ通草の存在感   YOKO

 

 


《通草(あけび)》


《蜜柑と西条柿》

◆ 第二十八回 <初めての俳句>報告 ◆

 九月に入っても暑さが引かぬ記録的な気候の中頭をクールにすべく俳句会が始まりました。
今回は元スタッフ、現スタッフとスタッフの赤ちゃんも参加。赤ちゃんはセミナールームを元気に歩き(初めてこんなに歩いたそうです)にぎやかな句会になりました。
  句会を作ることに集中することで世俗的な思考をキャンセルできるので不思議にスッキリ。
次回は十一月一日(月!!十月はお休みです!

<作品紹介>

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選者 千原 叡子

新涼の句
なるママに隣る児よ
齟齬故に少し遅れし夜学かな
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鈴虫の鳴き声響く熱帯夜  雄次郎

  供華持たず立寄りひとり墓参り   修
  夏革を亡き愛犬の走るかに
  燃えて消ゆ花火のごとし人の世も

  夜明け前茜に染まる鰯雲  恵子
  台風の進路気になる旅行前
  朝焼や影絵のごとく景動く
  段々に変わり行く雲秋の朝

○虫の音に内なる思ひ重ねつつ   愛子
◎眼力は親にも負けぬ子蟷螂

  秋の夜子供ごころに句を書くか  KEN

○虫の声あれど今宵も寝苦しく  加代子
  久々に頭使うて夜学かな
  生姜蜜胸躍らせて煮る夜かな
  湯あがりや青い香りのへちま水

  真夜覚めて驚くほどの月明かり   良子

◎葡萄剥く時間を待てぬ児の涙   敦子

居酒屋に集ひてまずは枝豆を   YOKO
○秋草の彩はんなりと穏やかに
○嬰児も鉛筆もちて夜学かな

 

 

 

 


〈三女 あつこの娘ちゃん 1歳〉

◆ 第二十七回 <初めての俳句>報告 ◆

 8月2日の盛夏の俳句会は新しい方もあり、また、東京からのご参加もあり、熱気あふれるしかしクールな頭の面々で始まりました。
 叡子先生が持ってこられた茗荷(みょうが)二つ。一つは私達が薬味でよく使う茗荷の子ですが、これは夏の季題です。もう一つは、茗荷から花が出て咲きかけているもの、これは花がついただけなのですが、秋の季題になります。
 ちなみに、冷蔵庫内でうっかり茗荷に花が出てしまうことになっても食べられますので捨てないで下さいってゆうか、早めに頂きましょう!
 来月は9月6日(月)午後7時から、テーマは「台風」「秋の草一切」ちなみに「秋の七草」といいますが、秋は七草の字に「草」を使います。同じように春にも七種(ななくさ)がありますが、この「くさ」は「種」です。「春の七種」俳句ではいろいろと学べて面白いです。

<作品紹介>

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選者 千原 叡子

野外能告ぐ登花火揚がりけり
メトロより晩夏のビルへ小奉りに
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夏深し次第に夜明け遅くなる  恵子
  墓参り集ふ兄弟減りし今
○忍び寄る老いを感じる夏の風邪


  蜉蝣のふはりとまりて岩の上   夢湧子
  川床に集ひさざめき風涼し
  瀧音をかき消すやうな蝉の声

  土に玉落ちて手花火ひと区切り  KEN
  夏深し温泉宿で風を受け
  花火散る光の軌跡追ひかけて

  天神の囃子のごとき蝉の声    修
  あの時も娘と見上げたる虹の空
  緑蔭にバス待つ人を集めたり
  幼子の手に二つ三つ蝉の殻  

  実家より貰ひしメロン電車待つ  雅稔

  産毛触れ薄の花に似たるとも   京子
  嬰生まれ囃すが如く蝉しぐれ

◎音だけは大きく聞こえる花火の夜   良子
  白粉の花の香の道思ひだす

○やはやはと茗荷の花の黄の透けて   YOKO
  晩学となる俳句とや晩夏より
○水茄子を割きし白さの瑞々し
○少し張り失ひ茗荷花となる

 

 

 

 


  < 茗荷 (みょうが) >

◆ 第二十六回 <初めての俳句>報告 ◆

 今年も恒例のt七夕笹に願いの短冊を吊るしてからの俳句会となりました。今回は東京からの参加者もあり、又、参加スタッフの赤ちゃんも一緒になっての俳句会で、にぎやかな笑みにつつまれました。
 初めてという東京の方は「交通標語のノリで作ると出来ました」と楽しそうに参加されていました。初めての方も安心してどうぞ!
さて来月は8月2日(月)夜7時からのスタートです。テーマは「晩夏」その他夏らしい季題で作りますので、ぜひおいでになって下さいね。

<作品紹介>

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選者 千原 叡子

みどり児の加わってゐる星祭
色紙吊る願いの糸は赤にして
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  紫陽花や雨の無人の庭なりし   修
  笑みながら梅雨に打たれて地蔵様
◎彦星と同じ願ひをそつと書き
  年月を重ねて雛の飾りなん

○ハンモックゆらりゆらりと夢の中   ゆう子
  瀧涼し光を映す水しぶき
  返り見る夕べの空に虹かかる
  大鍋に作りし祖母の心太

 ○水無月や涼しさ誘ふカレンダー  恵子

  心しづかにしぶき浴ぶ滝の前    雄次郎
  かぶと虫観光客に売りつけて

  汗の児を胸に抱きつつ来し句会   敦子
  団扇振る人見て手を振る一歳児

  七夕に良緑願ふ糸結ぶ        良子
  バナナより甘い香りのたつ一瞬
  部屋中に拡がり西日廊下まで
  汗の出る事を忘れて買ひ急ぐ

○オフィスにはオフィスの願ひ星祭   YOKO
○買物の締めくくりには氷菓をと
  美しきみどり思にあり汗疹かな
  七夕や選挙事務所の願ひごと

 

 

 

 


  <七夕笹>


◆ 第二十五回 <初めての俳句>報告 ◆

六月の俳句会は遅れている梅雨入りについての話題から始まり、俳句のコトバについて話がはずみました。
  伝統的な俳句の作り方としては、口語体なら口語体で一句をまとめ、文語体なら文語体で通すこと、というお話がありました。
口語体の例句としてよく知られているのは

月見草ひらくこころを見なかった

面白いはいくですね!!
一般的には、文語体の方から口語体より多く表情を伝えれるメリットがあります。一七文字しか使えないので工夫のしどころですね!
さて、七月は五日の月曜日。毎年好評の本物の「七夕笹」をご用意してお待ちしています。願いが適うと大人気ですのでぜひ楽しみにいらしてください。
お題は汗、氷菓 (アイスクリーム)ジュース 等の夏の季節のもの!

<作品紹介>

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選者 千原 叡子

薫風や温習会の評議して
遅れ居しついり(梅雨入)なるらん降り出でし
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ベランダに風吹け泳げこいのぼり 修
  濃く淡く緑を欠かせる若葉かなく
○若き日の母とくぐりし花の道
  群からは離れ一本咲く桜

  塔に衣着せたるごとし若楓 京子
  万緑や魚の跳ねる音が又
  この日差し目高の目にも届きしや
  新緑を一語に言へぬ色多彩

 風匂ふ空を眺めて入梅か KEN
◎京に居て風の恋しき薄暑かな
  着迷うて時間のかかる梅雨の頃

○青紫蘇の香り増しつつ食欲も 良子
  夏草に触れつつ通る散歩道
○形代に厄を任せて封をする

  天窓の明るくなりて夏の朝 YOKO
  夏めいて瑠璃の器のサラダ映ゆ
○磨かれし寺の廊下若葉風

 

 


  加川の「和三盆」


◆ 第二十四回 <初めての俳句>報告 ◆

 三月三日おひな様の日の俳句会でした。初参加2名を加え、ひなあられ等を頂きながらの和やかな句会となりました。初めての方は、いきなり俳句なんて作れるのか不安そうでしたが、初心者と思えぬ作品にご自身でもびっくりのご様子ですた。俳句の大切なところは「何に着艦するか」ということです。「てにをは」を見直したりコトバを色々考えることも大切ですが、これらは慣れてくると上達してくるものです。
  しかし、初めの「着目するフォーカスポイント」はその人の感受性によるものが大きく自分自身の「モノの見方」を豊かにすることに直結しているので、初心者であるかベテランであるかは関係ないといえるところです。俳句の面白さそこにあるかもしれませんね。
次回は四月五日(月)お題は「花」桜や春の花がテーマです。
初めての方もぜひいらしてくださいね。

<作品紹介>

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選者 千原 叡子

みよし野の簡素に古代雛
受付の雛の顔に覚えあり
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○おやすみと言っても一度雛ながめ 愛子
  春雨や土のにほひのやはらかく
  ガラスごし日につつまれて春日和
  年月を重ねて雛の飾りなん

 うぐひすの幼き声に立ち止まる 修
  菜の花を共に見た人今いづこ
○うぐひすを誘うて口笛吹いてみる

 流水や母と乗りたる遊覧船 智子
○雛あられ食べて挑む俳句なり
  暖かになりすぎかかる花粉症

○近づきし春の足音窓辺より 恵子
  六十にして集ひたるおひなさま
○競ひあい日に伸びる花芽たち

 あの頃の叶はぬ願ひ雛流し 哲也
  桃の日の月を仰いで願ふこと
  初雛や生まれ来し日を重ね見る

 いつの間に田螺棲めるや水槽に 良子
  やっと雨上がりし陽気ひな飾り

 苜蓿青く広がる雨上り 加代子
 茶の大地瑠璃の輝く犬ふぐり
○オフィスにも小さき雛のお出迎へ

○迷ひけり男雛女雛の右左 YOKO
○雛飾り雛の息吹の生まれ初む
○雛あられやさしき色のこぼれ出


◆ 第二十三回 <初めての俳句>報告 ◆

 三月三日おひな様の日の俳句会でした。初参加2名を加え、ひなあられ等を頂きながらの和やかな句会となりました。初めての方は、いきなり俳句なんて作れるのか不安そうでしたが、初心者と思えぬ作品にご自身でもびっくりのご様子ですた。俳句の大切なところは「何に着艦するか」ということです。「てにをは」を見直したりコトバを色々考えることも大切ですが、これらは慣れてくると上達してくるものです。
  しかし、初めの「着目するフォーカスポイント」はその人の感受性によるものが大きく自分自身の「モノの見方」を豊かにすることに直結しているので、初心者であるかベテランであるかは関係ないといえるところです。俳句の面白さそこにあるかもしれませんね。
次回は四月五日(月)お題は「花」桜や春の花がテーマです。
初めての方もぜひいらしてくださいね。

<作品紹介>

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選者 千原 叡子

みよし野の簡素に古代雛
受付の雛の顔に覚えあり
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○おやすみと言っても一度雛ながめ 愛子
  春雨や土のにほひのやはらかく
  ガラスごし日につつまれて春日和
  年月を重ねて雛の飾りなん

 うぐひすの幼き声に立ち止まる 修
  菜の花を共に見た人今いづこ
○うぐひすを誘うて口笛吹いてみる

 流水や母と乗りたる遊覧船 智子
○雛あられ食べて挑む俳句なり
  暖かになりすぎかかる花粉症

○近づきし春の足音窓辺より 恵子
  六十にして集ひたるおひなさま
○競ひあい日に伸びる花芽たち

 あの頃の叶はぬ願ひ雛流し 哲也
  桃の日の月を仰いで願ふこと
  初雛や生まれ来し日を重ね見る

 いつの間に田螺棲めるや水槽に 良子
  やっと雨上がりし陽気ひな飾り

 苜蓿青く広がる雨上り 加代子
 茶の大地瑠璃の輝く犬ふぐり
○オフィスにも小さき雛のお出迎へ

○迷ひけり男雛女雛の右左 YOKO
○雛飾り雛の息吹の生まれ初む
○雛あられやさしき色のこぼれ出す

◆ 第二十二回 <初めての俳句>報告 ◆

 2010年初めての俳句会となりました。
 今回は講師がお正月に旅行したウィーンの「菫の花びらの砂糖漬」のお菓子や、ウェーハウス、そして、節分の豆など、珍しい取り合わせのおやつが出ました。
 今回初めて参加された男性の方が「自分がいいなと思った句は皆さんに評価されず、自分ではそれほどと思っていたものが、評価が良かったのが不思議でした」とコメントされていました。
 講師によると、俳句業界の方も皆さん同様のご体験があるそうで、思い入れがありすぎてかえって「独りよがり」の作品になってしまい、伝えたいことがきちんと表現出来ていない作品になってしまうのだそうです。
 いかにシンプルに描写し、読み手が自分の世界の中でイメージ化できるか、欲をいえば、イメージ化したその上でさらに余韻を残せるかがポイントになるのだそうです。五・七・五の短い詩ですが奥深いですね!
 さて、次回は3月1日(月)です。テーマは「雛」関係一切です。おやつもお楽しみに!!
 

<作品紹介>

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選者 千原 叡子

帰国してアルプスの雪語りたく
ハプスブルク偲ぶ菫の花の菓子
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  かき餅や霜焼の手に持たせたる 恵子
  日溜の猫は小雪の庭を見て
干柿のとろける甘さ母想ふ  

  貼る懐炉数ふえてゐし昨日今日 義行

  みぞれ舞ふ京の町なか豆を撒く KEN
  道のりを息かけ遊び冬の朝
○気を合はせ稽古重ねて春を待つ

  北からの列車の屋根に雪もなし 修
  白々と春の日闇を溶かしをり
○窓に寄り舞ふ初雪に声をあげ

  雪追うて着きしが山は雨なりし 京子
○節分や悪しき事みな鬼の手へ

  バレンタインデーの甘菓子自分用 良子
  鍋奉行水菜無しでは始まらぬ

◎盆梅の湓るる威容かな 葉子
○天満宮街路樹白き梅であり
  春浅き雨マラソンの娘ら続く
  雨深く春待つ心留めをり
   


◆ 第二十一回 <初めての俳句>報告 ◆

 本年の始めをホロンPBI研修旅行と題して和歌山橋本の温泉へ出掛けました。
研修の一部として俳句会を開催しましたが、初めての体験の方も多いなか素晴らしい(?)作品が集まりました。
まったく初めてという方もぜひお気軽にご参加頂けるので安心して2月の俳句会もいらしてください。

<作品紹介>

  露天風呂一番似合ふ雪化粧 宮浦  

  由紀眺め一緒の旅行うれしいな 山本

  寒の雨傘さす二人寄り添って 中川 
雪に映え震はす羽の寒雀

  不景気や最後のだのみ初戎 平松

  有難い心落ちつく三ヶ日 高村
○良くやった自分に褒美寝正月

  車窓には小雪舞ひ散るふるさとよ 金子
○冴ゆる朝体縮めて暖をとる

  天の里雪達麿が言ふ又来てね 由香
○これは梅あれは何の木初旅路

  山奥の鳥居の下の雪達磨 尾畑
○不景気に十日戎の人の波

○来る人を見守っている雪達磨 良子
○片手では持てないほどの残り福

  残り福笹におまけをつけてくれ 加代子
○境内の榾火を眺め手をかざす

◎子を膝に指折り句会春隣 敦子
赤子連れ初めての旅初雪も

○寒風にパラグライダー飛び出す 葉子
○丹生の朱に雪を粧ふ太鼓橋


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