上質人生大学

定例講座

初めての俳句
~俳句を始めてみませんか?~

2010年 9月6日(月)

 

NHKにも出演していた講師が、初めて俳句を作る方のための初心者講座を開催します。

俳句は世界で一番短い詩です。俳句を作ると右脳が活性化し、イメージ力が飛躍的にUPします!又、表現したいことを5・7・5にまとめるというプロセスは、コトバのチャンクアップを一気に高めます。コピーライターや作家がこぞって親しむ理由がここにあります。 そして、季語を使うということは何となくご存知かもしれませんが、季語は季節のインデックス(寺田寅彦)といわれ自然に触れるステキな機会となります。

今回は、まったく俳句をしたことがないという方を対象に、カンタンで楽しい句会をいたします。簡単な俳句の説明のあと、各々が2~3句づつ作ります。同じ季語を使って詠んだ句でも、人によって様々な視点があり、物事の捉え方の違いが実感できたり、それによって新たな世界が拡がるということもまた、楽しみのひとつですね。

日常の気ぜわしさをリフレッシュできる、楽しい2時間ですので、リラックスしておいでになって下さい。
ただ体ひとつでいらしてくださったらOKです!季節のおいしいお菓子やフルーツもおたのしみに!

講師プロフィール

千原 叡子(ちはら えいこ)先生

昭和5年生まれ。15才より高濱虚子に師事。
虚子の小説「椿子物語」(中央公論社)では実名のヒロインとして登場。
NHK俳壇等TV出演多数。
(社)日本伝統俳句協会関西支部長
高濱虚子記念文学会館(芦屋)理事
兵庫県俳人クラブ常任理事
大阪俳句史研究会代表理事
朝日カルチャー・JTBカルチャー等講師

オススメの歳時記
日時

2010年 9月 6日 (月)
      10月 お休み
      11月 1日 (月)
      12月 6日 (月)

19時~21時

※ビル管理の都合上19:30でビルの玄関の鍵が閉まりますので19:30以降にお越しの方はホロンPBIまでご連絡下さい。

会場 ホロンPBI セミナールーム
大阪市北区東天満1丁目11-13 広垣ビル902
TEL06-6354-5072 FAX06-6354-5074
参加費

【当日参加】 2,000円 (当日払)
【投句のみ参加】 1,000円

持ち物 <持参品> 筆記用具 歳時記(お持ちであれば)
申し込み 申し込みフォーム、もしくはお電話でお申し込みください。
申し込みフォームへ

◆ 第二十七回 <初めての俳句>報告 ◆

 8月2日の盛夏の俳句会は新しい方もあり、また、東京からのご参加もあり、熱気あふれるしかしクールな頭の面々で始まりました。
 叡子先生が持ってこられた茗荷(みょうが)二つ。一つは私達が薬味でよく使う茗荷の子ですが、これは夏の季題です。もう一つは、茗荷から花が出て咲きかけているもの、これは花がついただけなのですが、秋の季題になります。
 ちなみに、冷蔵庫内でうっかり茗荷に花が出てしまうことになっても食べられますので捨てないで下さいってゆうか、早めに頂きましょう!
 来月は9月6日(月)午後7時から、テーマは「台風」「秋の草一切」ちなみに「秋の七草」といいますが、秋は七草の字に「草」を使います。同じように春にも七種(ななくさ)がありますが、この「くさ」は「種」です。「春の七種」俳句ではいろいろと学べて面白いです。

<作品紹介>

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選者 千原 叡子

野外能告ぐ登花火揚がりけり
メトロより晩夏のビルへ小奉りに
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夏深し次第に夜明け遅くなる  恵子
  墓参り集ふ兄弟減りし今
○忍び寄る老いを感じる夏の風邪

  蜉蝣のふはりとまりて岩の上   夢湧子
  川床に集ひさざめき風涼し
  瀧音をかき消すやうな蝉の声

  土に玉落ちて手花火ひと区切り  KEN
  夏深し温泉宿で風を受け
  花火散る光の軌跡追ひかけて

  天神の囃子のごとき蝉の声    修
  あの時も娘と見上げたる虹の空
  緑蔭にバス待つ人を集めたり
  幼子の手に二つ三つ蝉の殻  

  実家より貰ひしメロン電車待つ  雅稔

  産毛触れ薄の花に似たるとも   京子
  嬰生まれ囃すが如く蝉しぐれ

◎音だけは大きく聞こえる花火の夜   良子
  白粉の花の香の道思ひだす

○やはやはと茗荷の花の黄の透けて   YOKO
  晩学となる俳句とや晩夏より
○水茄子を割きし白さの瑞々し
○少し張り失ひ茗荷花となる

 

 

 

 


  < 茗荷 (みょうが) >

◆ 第二十六回 <初めての俳句>報告 ◆

 今年も恒例のt七夕笹に願いの短冊を吊るしてからの俳句会となりました。今回は東京からの参加者もあり、又、参加スタッフの赤ちゃんも一緒になっての俳句会で、にぎやかな笑みにつつまれました。
 初めてという東京の方は「交通標語のノリで作ると出来ました」と楽しそうに参加されていました。初めての方も安心してどうぞ!
さて来月は8月2日(月)夜7時からのスタートです。テーマは「晩夏」その他夏らしい季題で作りますので、ぜひおいでになって下さいね。

<作品紹介>

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選者 千原 叡子

みどり児の加わってゐる星祭
色紙吊る願いの糸は赤にして
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  紫陽花や雨の無人の庭なりし   修
  笑みながら梅雨に打たれて地蔵様
◎彦星と同じ願ひをそつと書き
  年月を重ねて雛の飾りなん

○ハンモックゆらりゆらりと夢の中   ゆう子
  瀧涼し光を映す水しぶき
  返り見る夕べの空に虹かかる
  大鍋に作りし祖母の心太

 ○水無月や涼しさ誘ふカレンダー  恵子

  心しづかにしぶき浴ぶ滝の前    雄次郎
  かぶと虫観光客に売りつけて

  汗の児を胸に抱きつつ来し句会   敦子
  団扇振る人見て手を振る一歳児

  七夕に良緑願ふ糸結ぶ        良子
  バナナより甘い香りのたつ一瞬
  部屋中に拡がり西日廊下まで
  汗の出る事を忘れて買ひ急ぐ

○オフィスにはオフィスの願ひ星祭   YOKO
○買物の締めくくりには氷菓をと
  美しきみどり思にあり汗疹かな
  七夕や選挙事務所の願ひごと

 

 

 

 


  <七夕笹>


◆ 第二十五回 <初めての俳句>報告 ◆

六月の俳句会は遅れている梅雨入りについての話題から始まり、俳句のコトバについて話がはずみました。
  伝統的な俳句の作り方としては、口語体なら口語体で一句をまとめ、文語体なら文語体で通すこと、というお話がありました。
口語体の例句としてよく知られているのは

月見草ひらくこころを見なかった

面白いはいくですね!!
一般的には、文語体の方から口語体より多く表情を伝えれるメリットがあります。一七文字しか使えないので工夫のしどころですね!
さて、七月は五日の月曜日。毎年好評の本物の「七夕笹」をご用意してお待ちしています。願いが適うと大人気ですのでぜひ楽しみにいらしてください。
お題は汗、氷菓 (アイスクリーム)ジュース 等の夏の季節のもの!

<作品紹介>

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選者 千原 叡子

薫風や温習会の評議して
遅れ居しついり(梅雨入)なるらん降り出でし
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ベランダに風吹け泳げこいのぼり 修
  濃く淡く緑を欠かせる若葉かなく
○若き日の母とくぐりし花の道
  群からは離れ一本咲く桜

  塔に衣着せたるごとし若楓 京子
  万緑や魚の跳ねる音が又
  この日差し目高の目にも届きしや
  新緑を一語に言へぬ色多彩

 風匂ふ空を眺めて入梅か KEN
◎京に居て風の恋しき薄暑かな
  着迷うて時間のかかる梅雨の頃

○青紫蘇の香り増しつつ食欲も 良子
  夏草に触れつつ通る散歩道
○形代に厄を任せて封をする

  天窓の明るくなりて夏の朝 YOKO
  夏めいて瑠璃の器のサラダ映ゆ
○磨かれし寺の廊下若葉風

 

 


  加川の「和三盆」


◆ 第二十四回 <初めての俳句>報告 ◆

 三月三日おひな様の日の俳句会でした。初参加2名を加え、ひなあられ等を頂きながらの和やかな句会となりました。初めての方は、いきなり俳句なんて作れるのか不安そうでしたが、初心者と思えぬ作品にご自身でもびっくりのご様子ですた。俳句の大切なところは「何に着艦するか」ということです。「てにをは」を見直したりコトバを色々考えることも大切ですが、これらは慣れてくると上達してくるものです。
  しかし、初めの「着目するフォーカスポイント」はその人の感受性によるものが大きく自分自身の「モノの見方」を豊かにすることに直結しているので、初心者であるかベテランであるかは関係ないといえるところです。俳句の面白さそこにあるかもしれませんね。
次回は四月五日(月)お題は「花」桜や春の花がテーマです。
初めての方もぜひいらしてくださいね。

<作品紹介>

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選者 千原 叡子

みよし野の簡素に古代雛
受付の雛の顔に覚えあり
------------------------------

○おやすみと言っても一度雛ながめ 愛子
  春雨や土のにほひのやはらかく
  ガラスごし日につつまれて春日和
  年月を重ねて雛の飾りなん

 うぐひすの幼き声に立ち止まる 修
  菜の花を共に見た人今いづこ
○うぐひすを誘うて口笛吹いてみる

 流水や母と乗りたる遊覧船 智子
○雛あられ食べて挑む俳句なり
  暖かになりすぎかかる花粉症

○近づきし春の足音窓辺より 恵子
  六十にして集ひたるおひなさま
○競ひあい日に伸びる花芽たち

 あの頃の叶はぬ願ひ雛流し 哲也
  桃の日の月を仰いで願ふこと
  初雛や生まれ来し日を重ね見る

 いつの間に田螺棲めるや水槽に 良子
  やっと雨上がりし陽気ひな飾り

 苜蓿青く広がる雨上り 加代子
 茶の大地瑠璃の輝く犬ふぐり
○オフィスにも小さき雛のお出迎へ

○迷ひけり男雛女雛の右左 YOKO
○雛飾り雛の息吹の生まれ初む
○雛あられやさしき色のこぼれ出


◆ 第二十三回 <初めての俳句>報告 ◆

 三月三日おひな様の日の俳句会でした。初参加2名を加え、ひなあられ等を頂きながらの和やかな句会となりました。初めての方は、いきなり俳句なんて作れるのか不安そうでしたが、初心者と思えぬ作品にご自身でもびっくりのご様子ですた。俳句の大切なところは「何に着艦するか」ということです。「てにをは」を見直したりコトバを色々考えることも大切ですが、これらは慣れてくると上達してくるものです。
  しかし、初めの「着目するフォーカスポイント」はその人の感受性によるものが大きく自分自身の「モノの見方」を豊かにすることに直結しているので、初心者であるかベテランであるかは関係ないといえるところです。俳句の面白さそこにあるかもしれませんね。
次回は四月五日(月)お題は「花」桜や春の花がテーマです。
初めての方もぜひいらしてくださいね。

<作品紹介>

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選者 千原 叡子

みよし野の簡素に古代雛
受付の雛の顔に覚えあり
------------------------------

○おやすみと言っても一度雛ながめ 愛子
  春雨や土のにほひのやはらかく
  ガラスごし日につつまれて春日和
  年月を重ねて雛の飾りなん

 うぐひすの幼き声に立ち止まる 修
  菜の花を共に見た人今いづこ
○うぐひすを誘うて口笛吹いてみる

 流水や母と乗りたる遊覧船 智子
○雛あられ食べて挑む俳句なり
  暖かになりすぎかかる花粉症

○近づきし春の足音窓辺より 恵子
  六十にして集ひたるおひなさま
○競ひあい日に伸びる花芽たち

 あの頃の叶はぬ願ひ雛流し 哲也
  桃の日の月を仰いで願ふこと
  初雛や生まれ来し日を重ね見る

 いつの間に田螺棲めるや水槽に 良子
  やっと雨上がりし陽気ひな飾り

 苜蓿青く広がる雨上り 加代子
 茶の大地瑠璃の輝く犬ふぐり
○オフィスにも小さき雛のお出迎へ

○迷ひけり男雛女雛の右左 YOKO
○雛飾り雛の息吹の生まれ初む
○雛あられやさしき色のこぼれ出す

◆ 第二十二回 <初めての俳句>報告 ◆

 2010年初めての俳句会となりました。
 今回は講師がお正月に旅行したウィーンの「菫の花びらの砂糖漬」のお菓子や、ウェーハウス、そして、節分の豆など、珍しい取り合わせのおやつが出ました。
 今回初めて参加された男性の方が「自分がいいなと思った句は皆さんに評価されず、自分ではそれほどと思っていたものが、評価が良かったのが不思議でした」とコメントされていました。
 講師によると、俳句業界の方も皆さん同様のご体験があるそうで、思い入れがありすぎてかえって「独りよがり」の作品になってしまい、伝えたいことがきちんと表現出来ていない作品になってしまうのだそうです。
 いかにシンプルに描写し、読み手が自分の世界の中でイメージ化できるか、欲をいえば、イメージ化したその上でさらに余韻を残せるかがポイントになるのだそうです。五・七・五の短い詩ですが奥深いですね!
 さて、次回は3月1日(月)です。テーマは「雛」関係一切です。おやつもお楽しみに!!
 

<作品紹介>

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選者 千原 叡子

帰国してアルプスの雪語りたく
ハプスブルク偲ぶ菫の花の菓子
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  かき餅や霜焼の手に持たせたる 恵子
  日溜の猫は小雪の庭を見て
干柿のとろける甘さ母想ふ  

  貼る懐炉数ふえてゐし昨日今日 義行

  みぞれ舞ふ京の町なか豆を撒く KEN
  道のりを息かけ遊び冬の朝
○気を合はせ稽古重ねて春を待つ

  北からの列車の屋根に雪もなし 修
  白々と春の日闇を溶かしをり
○窓に寄り舞ふ初雪に声をあげ

  雪追うて着きしが山は雨なりし 京子
○節分や悪しき事みな鬼の手へ

  バレンタインデーの甘菓子自分用 良子
  鍋奉行水菜無しでは始まらぬ

◎盆梅の湓るる威容かな 葉子
○天満宮街路樹白き梅であり
  春浅き雨マラソンの娘ら続く
  雨深く春待つ心留めをり
   


◆ 第二十一回 <初めての俳句>報告 ◆

 本年の始めをホロンPBI研修旅行と題して和歌山橋本の温泉へ出掛けました。
研修の一部として俳句会を開催しましたが、初めての体験の方も多いなか素晴らしい(?)作品が集まりました。
まったく初めてという方もぜひお気軽にご参加頂けるので安心して2月の俳句会もいらしてください。

<作品紹介>

  露天風呂一番似合ふ雪化粧 宮浦  

  由紀眺め一緒の旅行うれしいな 山本

  寒の雨傘さす二人寄り添って 中川 
雪に映え震はす羽の寒雀

  不景気や最後のだのみ初戎 平松

  有難い心落ちつく三ヶ日 高村
○良くやった自分に褒美寝正月

  車窓には小雪舞ひ散るふるさとよ 金子
○冴ゆる朝体縮めて暖をとる

  天の里雪達麿が言ふ又来てね 由香
○これは梅あれは何の木初旅路

  山奥の鳥居の下の雪達磨 尾畑
○不景気に十日戎の人の波

○来る人を見守っている雪達磨 良子
○片手では持てないほどの残り福

  残り福笹におまけをつけてくれ 加代子
○境内の榾火を眺め手をかざす

◎子を膝に指折り句会春隣 敦子
赤子連れ初めての旅初雪も

○寒風にパラグライダー飛び出す 葉子
○丹生の朱に雪を粧ふ太鼓橋